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なぜ アニメの「あんさんぶるスターズ」は ゲーム原作ファンから酷評だったのか、 考えてみた。

ゲームって、たぶん
・プレイヤーが自分のペースで、リズムで、ストーリーを進められるから
・作品によっては、分岐ルートも自分で選択できるから、結末までパラレルに選べるから

だから、ある意味ストーリー展開の
・速さも
・リズムも
・ルートも
全てが決められているアニメは

まるで一方的に他人のゲームプレイを観せられる感覚に陥ってしまう恐れもあって、ゲームに比べると楽しめる自由度が圧倒的に低い。

だから、それは人によっては面白くない。


新規ファン獲得のための "タルさ" も込みのアニメコンテンツと、自由度も高くオリジナル純度の高いゲームとでは

ユーザーのどんな「気持ち良さ」を満たすか

ゲームとアニメ、それぞれがターゲットとする "その気持ち良さ" も当然違っていて当たり前だったりする。ex.
ゲーム:①アイドル性 ②テーマ性 ③ストーリー性
アニメ:①テンポ感 ②楽曲 ③アイドル性


以上

酷評の主な原因は
・ゲームとアニメ、その媒体が 得意なこと の違い
・アニメ化にあたっての 制作陣の狙い の違い
この2点によるところが大きかったんじゃないかなーと、そんな気がします。

P.S.
その作品が、ライブ公演 CDや書籍 関連グッズの発売 も織り込んだメディアミックスなら、ゲーム原作の純度と引き換えに「新たなファン層の開拓 → エンターテインメント作品としての商業的成功」を最優先にしていても、それは致し方のないことだったんじゃないですかね。
なぜなら、そうやって成功すれば、ゲームとアニメの続編やブランドのシリーズ化や派生ストーリー等も作られることになるし、もしそうなったら それは、そもそも最初に作品を愛してくれたファンへの恩返しにもなりますからね。(^^)

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