ミュージカルとそして、バトンは渡された

昨日は、電車で友人の子が出ているミュージカルを観に行った。

見慣れた景色。通った場所。それに、ミュージカルも、とても素晴らしい内容だった。

そんなに読む?と言われるほど、読んでしまうパンフレット。今もこの地を流れる川の江戸時代の話。

もちろん、出演していた友人のお子さん達も素晴らしくて、他の皆さんも全員プロではなくて市民とのことで、その熱気や思いに驚くやら
団体はこちらのミュージカルかぞ
3年後には、NYでの上映へ向けて準備されてると!

往復の電車では、こちらを読んでいた。
父親3人、母親2人、に育てられ家族の形態は何度も変わっても全然不幸じゃなかった、というのがあらすじ。

読後、感想を見ていたら、あまりにも大きな出来事のわりに、感情表現が薄い、というようなことを書かれている人が多かったのだけれど。

血のつながりとか、もちろん、当事者にしかわからないことはあるのだけれど、でも、それこそ、淡々としている、薄い、と言われることを、次に持っていきたいのかな、なんてそんなことを思った。

つまり、これからはそういう世の中でいいじゃない、と。

本人も周囲もあまりにも血縁にこだわりすぎた時代の終焉というかな。

親が等しく素晴らしいということに、無理がある。
無理があると思うのだよ。

印象に残った言葉は、2つ。

親のことじっくり見ている子どもなんて気持ち悪いよ。子どもは親のことなんて気にせず自由にあるべきだもんね。

それと。こちらは、少し端折るけれど

自分の明日と子どもの明日で、未来が2倍以上になる。
明日が2つになる。

私は何倍の明日を見させてもらってるかな。

音楽を、特にピアノの演奏を、文章で読むことが好きだなぁ。
ぜーんぶ文字で読んだあとに、音楽を聴いて、確かめ算的な感じで楽しむのが好きです。
文章は一度しか読まないけど、ピアノとか、あとで何度も聴いてみる。
そうすると、文章が脳内で起こされていくんだよね。

この本も、ピアノの話が出てくるのでそんな楽しみもありました。

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