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失敗例と成功例と

これまで、会の頃から数えて、200回近く、様々な企画を行ってきたり、また呼んでいただいたりしてきました。
継続して事業が続いているところと一回きりで終わってしまったものと、少し振り返ってみたいと思っています。

東京都主催で大きな企画で親御さんが240人も来てくださったものがありました。都からの様々な広報もありましたが私たちのほうで行う告知も、それはそれは頑張ってたくさんの人が協力して下さって、声をかけて大勢の参加がありました。

内容は良いものでした。参加者の皆さんも喜んでくださり、主催した都も大変だったけどやる意味があったと喜んでくださっていました。

けれども、担当者がかわったり、保護者向けのイベントを行うなどする部署ではなかったこともあり(それもあって通常の動きと異なったこともあり大変すぎたということもあったと思います)1回で終わってしまいました。

その数年後、横浜市でこんにちは赤ちゃん事業の訪問員研修を行ったことがありました。

こちらは400人以上のもの。こんにちは赤ちゃん事業のスタッフさんのほかに地域子育て支援拠点のスタッフさんもたくさん来られていました。いわゆる子育て支援広場のスタッフさんたちです。運営側の施設長さんも来られていました。

そのようなことから、横浜市とは縁が続いていて、様々な地域子育て支援拠点の研修や保護者向け講座に役所の企画として何度も呼んでいただきました。呼んでいただくこともですが、もっと嬉しいことは市区町の役所と地元の先生と地元の拠点とがつながって継続して事業が行われていることが何よりうれしいです。

杉並区では児童館職員研修を行ったことがあります。そのこともきっかけとなり、現在でも、区の児童館や子ども・子育てプラザに呼んでいただいています。 

世田谷区でも同じです。世田谷区でもおでかけひろばという民間の児童館施設で、ずっと講座を開いてくださっています

つくば市も同じです。子育て支援広場のスタッフさんが聞いてくださったことで、市の研修につながったり広報に載せてくださったり広場で保護者向けに何度も講座を開催したりしてくださっています。

最初の東京都のことと、次に挙げたことと、違いは何かというと、実際に保護者を見ている方々に伝えることができた、という点です。

実際に保護者を見ている方々は、乳幼児を育てる保護者が子どもが病気のときに不安を抱えることやなかなか医療機関で率直に言い出せないことなどをよくご存知です。
だからこそ、これが必要なことなのだとわかってくださいます。

市区町村の保健師さん、看護師さん、それから子育て支援広場のスタッフのみなさんなどの乳幼児に直接接する皆さんに伝えることができたときは、事業が継続していくことがわかります。

そうでないと、あまりにも短い期間の悩み、と捉えるかもしれません。子どもが小さいうちだけの悩みと。

この「医療のかかり方」は、身に着けておくことで、大きくなっても役に立つ話です。
必要なときを知り、必要なときに医療にかかる、という考え方や日頃の自分を知り、通常の自分とどこがどのように異なるかをおさえるか、という話など、先日大阪でたった15分お話したときも「小さい子どもがいる人だけに必要な話ではないんですね」、と声をかけてくださったり、聴いてくださった方が

Facebookより

とコメントしてくださっていました。
伝わりますね。

東京都のものも、失敗、とは言い切れません。
沢山の保護者が集まったことを直接見ていただいたことで、こんなに知りたい人がいるんだということがわかったと言ってくださったり、あと遠方から駆けつけてくれた方も多数いたことで、どこでも学べることじゃないんだとわかっていただけたり、そんな良い面もありました!


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