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私が鍼灸師になったワケ

こんにちは。

横浜でフリーの鍼灸セラピストとして日々いろいろな方のお宅に訪問して施術しているあまだです。

こちらでは普段私が思っていたり考えていたりする事、少しでも私の事を知ってもらえたらな。という思いで書きたいことを書いていこうと思います。

最初の投稿はお客様からよく聞かれる質問についてお答えしようと思います。 


Q.先生はなんで鍼灸師になったの⁇


今のお客様のほとんどに質問されました。そして、ほとんどの方にはちゃんとお答え出来ていませんでした。


そりゃそうです、だってあまりに動機が不純すぎて 笑


よく他の先生からお聞きする、自分が具合が悪くて鍼灸で治してもらった!とか、親族が鍼灸師で自分も!とか鍼灸の素晴らしさを伝えたい!みたいなのは一切ありませんでした。


だって私、学校入るまで鍼打ってもらったことないですし。


では何故?

これは今から約14年前、高校3年生の大学受験の頃までさかのぼります。

子どもの頃から「これからは手に職、何があっても生きていけるようにならなくちゃね〜」と言い続けていた母の言葉を素直に受け止め育った私は漠然と『なんか資格が取れる大学に行きたいなぁ〜』と思っていました。

ここでポイントなのはあくまで大学に行きたかったというところです。

資格を取るなら普通専門学校ですよね?

高校時代、家と学校の往復で遊ぶ暇はほとんどなく年に数回、部活帰りに友達とスタバでフラペチーノを飲むのを何よりも楽しみにしていたあの頃。

絶対大学生になって、サークルとかバイトとかコンパとかしてオレンジデイズ(当時大ヒットしていたドラマ)

みたいな4年間を過ごすんだ!という夢を常に抱いていました。(←実際に過ごせたかどうかは追々…)

で、漠然と『マッサージの仕事をしてみたいな~』とは思っていたのであんまマッサージ指圧師さんの資格の取れる学校を探してみるも、専門学校しかなかったので即却下。

夢のオレンジデイズ生活のためです。えぇ。

マッサージの資格を探しているときに、柔道整復師(接骨院の先生)という資格を知って、それなら大学でも取れるとわかり接骨院にはお世話になったこともあったので『よし、柔道整復師(柔整師)の資格を取ろう!』と心に決めるも数日後には却下。

なぜかって?

柔整師の資格を取るには柔道が必須科目だったからです。

柔道整復師って読んで字のごとく、柔道の技をベースにした治療技術なので当たり前っちゃ当たり前なのですが、あの頃の私は絶対柔道はやりたくありませんでした。

中高生で炎天下の中、白球を追いかけることに青春をささげた6年間。

何が楽しくて大学生になってまで柔道着を着て他人と組み合わなきゃいけないんだ!と当時の私は本気で思っていました。笑

だって柔道着は私の夢見るオレンジデイズには出てこなかったもん!!!←しつこい。

で、じゃーどうしよう?

と思い悩んだある日の夕方、学校から帰宅すると母が韓国ドラマの『チャングムの誓い』を見ていました。

当時はヨン様フィーバー、韓流ブームまっただ中で我が家も例外ではなく、家は韓国なんじゃないかってくらいテレビから韓国語が流れていました。

その中で、主人公チャングムが鍼で人を助けるシーンがあって。

「鍼ってすごいわね~なんでも治せて」と。

『鍼ってすごいんだ~。そーいえば、柔整師取れる大学に鍼灸科もあったぞ!鍼できたらなんかかっこいいかも…』

という不純な思いがふつふつとわいてきて、今に至ります。

今はもちろん、東洋医学のすごさや面白さを実感しながら治療させていただいてますし、まだまだ勉強していきたいと思っていますがはじめはこんなところからでした。

最初から高い志があってそれを実現できる人は本当に尊敬しますし憧れでもありますが、きっかけなんてほんと何でもよくて、道を選んだあとが大事かなって思ったり。

結局そのあと何をやっていくかだなって。

自己紹介もかねて書きました、こんな私ですが治療は心を込めてさせていただいていますので、ご安心ください。


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#鍼灸

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