(雑記)テーマパークでのアルバイトについて

僕はとある有名なテーマパークの土産物売り場でアルバイトをしている。
もうすぐやめるけど。

本当はあのきらびやかな夢と希望あふれる世界の汚い裏側を知ってほくそ笑もうと思ったけど、そんな汚くなかったのでびっくり。というわけで、びっくりするような暴露話はありません。残念ながら。(あってもここにかけないという問題があるが・・・)

どのテーマパークでもそうだと思いますが、熱心なマニア、ファンがたくさんいて、平日でもどんな荒れた天候でも、お客様が極端に減ることはほとんどない。休日や期間限定グッズの発売日なんて、店中が人で覆いつくされて、みんな我先にとグッズをかき集める。

それでも、僕ら店員たちは、笑顔とホスピタリティ精神を絶やさない。たいていみんなアルバイトだが、高いモチベーションと接客を維持できるよう、何日間もかけてみっちり研修されている。

僕自身、ここの職場環境には心底驚かされた。

最初の4~5回の出勤はすべて店の裏側で行われ、パークの来場者と触れることはない。その期間に、このテーマパークで働くことの意義や、どのようにして働けばよいのか、ということについて、先輩から細かく教えられる。

これがめっちゃモチベーションが上がるw

正直僕自身、そこまでこのテーマパークに思い入れはなかったのだが、先輩方や社員の本気度の高さや、確立された接客ノウハウを目の当たりにして、やる気がかなり上がった

また、このテーマパークは、接客する人がみんな笑顔であることで有名なのだが、この笑顔は裏側でも基本的には変わらない。従業員同士、お客様からみえないところでも、常に自然な笑顔とあいさつを絶やさない
なんか気持ちよくにこやかに働ける人ばっかりが選ばれて仕事している感じがしますね。

こういう話を友達にすると「宗教だなあ」「洗脳されてるんじゃないの」なんていわれることがあるけど、いやいや、やっぱり笑顔とあいさつがしっかりある職場はハチャメチャ働きやすいですよ。僕は以前とある高級ホテルの宴会場で働いていたことがあったのですが、そっちは外側はすごく厳かで高級感あふれるのに、裏側ではベテランのおじさんが方々怒鳴りつけててやりづらかった。(ああ、でもベテランのおじさん、ごめんなさい。宴会準備がいっこうに進まなかったの、たぶん私の皿運びが遅かったからですわ。皿本当に重いねん・・・)

さて、もう10年以上もこのテーマパークのファンであるというある友人は、
「最近は客のレベルが落ちている」
とこぼす。上ってはいけないところに上って写真を撮ったり、特定の商品を買いあさって転売したり。マナーが悪くなったんだって。
それから、
「従業員のレベルも落ちた」
とのこと。以前ほどのホスピタリティがないんだって。

古参のファンたち、じつはみんな異口同音におおむね上記のような不満を持っているみたい。長いことファンでいる人、熱心なファンである人がみんな同じことを感じているということは、結構この問題には真実味というか、根拠がありそうだよね。

思えば、ジャニーズやAKBなどのアイドル界隈、または、アニメやゲームの界隈でも、同様に古参対新参の軋轢が起こっているように思う。このメカニズムって何なんだろう。

今度調べてみよう。



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