頼る勇気とほんの少しの思いやり。

こんにちは!インターン生の大下です^^

最近すごくしあわせで、こんなにもしあわせでいいのかと不安になります。
なにか苦労していないと甘ったれてるよなぁと勝手に自分を追い込んでしまうストイック大下が登場しがちなんですね。なにを今の状態に満足してるんやー!って。いや、満足しているわけでもないんだけど。

まあ、もうちょっとゆるゆる生きよう🌱(笑)

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先日イベントの終わりに、車椅子ユーザーの岩切さんと一緒に帰った日がありました。

岩切さんとはミーツ・ザ・福祉を通じて知り合いました。いつも見かけたら笑顔で声をかけてくれるので、岩切さんと会うとすごく安心します☺️

一緒に駅に向かうまでの間に、普段は気付かなかったような発見や関わりがありました。

まずバスに乗るときに使うスロープって、今までドアのサイドに折り畳まれて収納されているやつしかみたことなかったけど、床を引っ張ったらそのままスロープになるバージョンがあってびっくり。

バスに乗っていた他の車椅子ユーザーの方とも会話がうまれて、「こんなスロープあるんですね、すごい!!」って!(笑)

そうやって話してたら「こういう形のやつもあるんですよ〜!」って今度は運転手さんにも会話が広がりました。
「お兄さんお会いするの2.3回目ですね〜!」と岩切さんに話しかけていたり、岩切さんも「関わり・繋がりができると安心する。」と言っていて、なんかこんなふうに関係性が築けていくのってめちゃくちゃ素敵だなぁと思いました🌷

それからバスを降りて電車の乗り場に向かおうとしたけれど、改札に向かうエレベーターが全然見つからない...。結局細い通路の奥のほうの、すごく分かりにくくて通りにくい場所に設置されていました。

改札もそのまま通り抜けるのではなく、ぐるりと回り道をしてから駐輪場の中にあるエレベーターに乗って駅のホームまで向かわなければならないということを初めて知りました。

今まで自分がその駅を利用するときは、エスカレーターで改札に向かって、改札口を通ってそのままホームへ向かうということを当たり前のようにしていたので、かなりの衝撃でした。

車椅子を押してエレベーターに向かっているとき、岩切さんは「ほんまごめんな。」と。
「"ありがとう"と言おうとするけれど、"ごめん"が先に出てしまうからあかんなぁ〜。」と話していて、もし環境が整っていたらそもそもそうやって悩むこともなかっただろうと思うと、なんだか心がもやもやしました。

でも実際すべての人が過ごしやすい環境をつくるとなるとやっぱり難しくて。だからこそ人の繋がりや関わりって本当に大切だなと改めて感じました。
"あなたと私"の関係性を増やしていく。

誰かに頼る勇気とほんの少しの思いやりをみんながそれぞれ持てたら、あったかい世界ができないかなぁって。もっともっとシンプルな世の中になればいいのに。

私は岩切さんに「駅まで車椅子押してくれへん?」と言ってもらえてすごく嬉しかったです。
少しの間だとしても私を信頼して身を預けてくださってありがとうございました🌷
新しい気付きや、自分一人だとおそらく生まれなかった会話や関わりをつくってくださってありがとうございました。

素敵なお友達です^^

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