【ブログ】メガネは私が物書きをするきっかけだった
私はど近眼なので、ものすごく分厚い眼鏡をかけています。
今はかったら、レンズの厚みが1センチありました。
重いっ、重すぎるっ!
これだけ分厚いと、鼻のところにメガネ跡がつきます。
仕事をしている日中はコンタクトをしてるのですが、このメガネ跡を化粧でがんばって隠すのですが、まあ、寝起きに顔についた枕のしわと同じで、歳を重ねるごとに消えにくくなってきました。困ったことです。
ど近眼、どのくらい悪いかというと視力検査で一番上のランドルト環が見えません。
ランドルト環ってなんぞや?
視力検査のCの輪っかのことです。
学校での視力検査の時は、見えないので見えるところまで歩いみてと言われて、恥ずかしい思いをしました。
かなり近寄らないと見えないんで。
0.0XXな世界なのかも知れません。
仕事中はコンタクトを使用しているので、コンタクト購入のために定期的に眼科で視力検査をしていますが、裸眼ではからないので現在の視力はよくわかりません。
矯正視力でも免許に必要なギリギリくらいの視力だと思います。
両目で0.8とか0.7そんなものかと。
もう少し見えたらいいなぁと思うのですが、見え過ぎてもくらくらして気持ちがわるくなるのでしかたないです。
でも、年々視力は低下しているんですよね……。とほほ
眼精疲労もひどいです。
ブルーベリーのサプリとか飲んでいた時期もあるのですが、あんまり効かないですね。
アリナ〇ンEXプラスαも気慰めです。(でも飲んでる)
会社でもパソコン仕事ですし、家に帰ってきてもパソコンにかじりついてWEB漫画を読んだり、小説を書いたりしていますから目は休む暇がありません。
誰か劇的に視力が良くなる薬を開発してくれないですかね……。
*
私は、子供の頃から目が悪いです。
メガネは小三からかけてます。
子供の頃は、視力がこれ以上悪くなったら大変だからとテレビゲームなどは買ってもらえませんでした。
とはいえ、テレビアニメや本は好きだったので視力低下は止められなかったのかも知れません。
よく外で遊ぶ子だったんですけどね……。
両親ともに視力が悪いので遺伝でしょう。仕方ないです。
小学三年生の私のクラスで、メガネを最初にかけたのは私でした。
誰もメガネをかけていなかったんですね。
だから、すごく嫌で恥ずかしかった記憶があります。
外遊びが好きで、いつも走り回っていたお転婆な私が銀のフレームの眼鏡をかけることは、どこかそういう自分を否定されるような、真面目で勉強ができる子になりなさいと強制されるような気持ちになったのを覚えています。
そうして悩んでいた時に、国語の授業で詩を書くことになりました。
私は、自分のメガネのことについて書いてみました。
「メガネ」 三年一組 あまぎらん
先生、あのね
わたし、メガネかったの
ぎんのフレームのメガネなの
先生、どう思う?
がりべんメガネみたいじゃない?
ときどきつけると
みんなあつまってくる
そんなにおかしいかなぁ
ねえ、先生?
*
先日、投稿用のノンフィクを書く時に、卒業アルバムやら文集だのの入った箱をひっくり返してこの詩を見つけました。
詩なのかな? 手紙なのかな?
なんとも、子供らしいストレートな詩ですね。 恥ずかしい///
でも、この詩を先生は学級新聞に載せてくれたんですね。
私が気にしてるからかっちゃだめだよという注意的な意味もあったのかもしれないですが、先生は私に『とても気持ちがよく現れていていい詩だね』と言ってくれました。
それが、すごくうれしかったんですね。
私は子供の頃から字がきたなかったので、交換日記や手紙を書くことは好きでしたが、読んで褒められることはなかったんです。
この時初めて、国語の授業で書いたものが褒められた。
メガネをかけたことは私にとっては大きなマイナスのように感じましたが、メガネをかけたことで生まれた詩が褒められたんですから、プラマイゼロな気持ちになりました。
そして、これを機に私はちょっと勘違いしちゃうんですね。
(あれ? 私って文才ある!?)
かくして、私はこの勘違いを胸にずっと文章を書いていたりします。
メガネは、私が物書きをするきっかけだったようです。(笑)