2024/01/06

　三が日は過ぎてしまいまいましたが、松の内ということで近所の神社へ初詣に行ってきました。

　神様は信じてないと言いながら、お参りに行くのも矛盾してますが、習慣みたいなものですね。

　まだ松の内ということで、新年や成人式のご祈祷を依頼している人が多いようで、境内はなかなかの混雑ぶりでした。

　大きな神社なので、元日みたいに横並びに一度に４人くらい詣でれば早く済むのに、今日はなぜか一組ずつしか詣でてないのでなんだか全く進まず。

　まあ、そういう風に効率で考えてしまう時点で私は信心深くないんでしょうね。

　お賽銭を入れて、二礼二拍一礼。

　例年なら、自身や家族の健康と文筆の入賞などを祈ったりもするのですが、家族の健康はぼちぼちとしても、入賞なんて今までしたこともないのだから、神頼みなんてしても意味ないなぁとちょっとやさぐれた思考です。

　元日からたくさんの人が健康と幸せを祈っていたはずなのに、地震で家を失ったり、お亡くなりになったりしてる方がいますから、なんだか神に祈るのもしらじらしい気がしてしまって……。

　なら、なんで神社に来たんだという感じですが、信じたいけど信じられないという葛藤はそれなりにあるわけですよ。

　信心深い人の馬鹿にしているわけでないです。

　ただ、現実は理不尽なことが多すぎて、救われる人と救われない人に差はあるのかなとか、それを神様が選んでるならひどいなとか、頭はごちゃごちゃなんです。

　結局、神様には特にお願いはしませんでした。

　もしかしたら、後日神頼みしたくなってまた行くかもしれませんが、今日のところはただの散歩。

　私の前で祈っていた小さい子がお母さんに『赤ちゃんが欲しいとお願いした』ときゃっきゃと言っていたので『叶えられるなら、前の子の願いでも叶えてみたら？』と神様に悪態をついてきました。

　新年早々、いやな参拝客です。（笑）

　けど、私の願いは私が叶えるしかないんだと、決意も新たに思う初詣でした。