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趣味も習い事も全力。

つい最近、書道教室に通い始めました。
いやあなんと楽しいことでしょうか。

最近の朝のルーティンは、事務所に着くとお習字から始まるのです。
夜も仕事が終わると、お習字したりしてから帰る。
こういう時間が大好きです。


長年、キッズダンスの先生をしてきたから思う事ですが、


例えばお子さんの習い事について、子どもが練習しないとか、興味を持たない、など色々あると思うのですけど

子どもの習い事って環境がすごく左右すると思います。

⚫︎わざわざ準備しなくても、思った時、思った瞬間にすぐに練習できる環境が整っているか。

⚫︎一緒に練習時間を過ごせる大人がいるかどうか。

⚫︎できた時にたくさん褒めてあげられてるかどうか。一緒に喜んでいるかどうか。(むやみやたらじゃダメ)

これはその子の上達にものすごい影響します。

運動神経の良い子や、理解能力の早い子はそこそこいるけど、勝手に鬼のように練習する子や、勝手に才能が開花する幼い天才なんてのは、ほぼほぼ居ないと思っていいと思います。

子供は褒めてもらいたいし、何かを誰かと一緒に楽しみたいんです。

それをしてこないでおいて、年頃になった我が子が、例えばレッスンを見せてくれない、例えば成果を教えてくれない、何も教えてくれない…なんて言ってもそりゃそうですよ。
小さい頃から当たり前で無いことは、大人になれば、さらに当たり前でなくなります。

だから、むやみやたらに、子供に練習しないとか、上達しないとか、頭ごなしに叱りつける前に、良い環境を親が用意してあげてるのかを自分に問いかけた方がいいと思います。(小さい子のお話)

親ってやっぱりどこか自分に出来ないことでも平気で子供にやれやれと押し付け気味だから(私だってそうだったかもしれない)、どれだけ大変なことなのかを知るべきだし、一緒に、別の形で成長できることを見つけるのが、良い習い事の見つけ方だと、わたし思うのであります。

そしてその何かを始めるときに思うのが、「最初の一歩」ってものすごく大事な瞬間だと思っていて、その後を左右するほどの大切な瞬間。

その瞬間がとても残念だと、その後の好きになるタイミングを失うかもしれないし、逆に楽しいと、ずっとずっと楽しい気がするものです。


そんな私は大人になってからの初めての書道教室でとても良い先生(20歳以上年下)に出会えたので、ぐんぐんと楽しさが増しております。

初めてゴルフスクールに入った時もそう。
初めてダンス教室に入った時もそう。
初めて英会話スクールに入った時もそう

その情熱が消えるその日まで全力で練習するのですが、この出来なかったことが出来るようになってゆく快感がたまらないです。
そして想像通りにいかない自分の不出来さは、歯痒さとなってそれがエネルギーになり、よし、次こそ。という気持ちにさせてくれます。

案外、出来なくて悔しい思いをする方が、伸び代があるのだなーと自分で思います。

そしてまたとにかく道具にこだわる、こだわる。笑
俗にいう「形から入るタイプ」です。胸を張って。

これぞ大人の習い事(趣味)の醍醐味。笑笑

値段じゃなくて「お気に入り」の道具を探し当て、その道具に囲まれてるのが最高にウキウキするのでそこにはケチらずお金を出します。その道具を使うたびにテンションも上がるし、何より本当に気に入るとずっとずっと大事にできるからとことん道具は調べてとことん気に入ったものに囲まれます。

弘法筆を選ばず、とも言いますが、そんな訳がない。笑

やっぱり本気で作られた道具には本気の良さが詰まってるんだ。と言い訳しながら、頑張って働いて自分の好きな道具を買うのです。

そういう時間も含め趣味があるって人生を輝かしくしてくれるなーと思うのであります。極めたところでどうなるの?じゃなくて、その輝いて夢中になれてる時間こそが、人生においてものすごく重要なのです私にとって。

いろんな人に「よくそんな時間がるね」と言われるのですが、おかげさまで子育ても終わってるので、まず趣味を持つ時間がないとは言い難い。
練習するなら早起きすればいいのだし。24時間もあるので、たったの30分作れないわけがない、と、好きなことのためなら思えるもので。笑
でもそんな好きでもないと、全くもって時間を作れないし、作らない。笑

だからこうして練習をしたくなることって、やっぱり好きなのだな〜と。

世の中、たいていはそこまで好きにもなれないことだらけなので、こうして好きになれることや、好きになる人に出会えたら、それはやっぱり貴重なので全力で大事に取り組んでゆきたいです。



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