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嬉しい報告

先日、久しぶりにスタジオにきた24歳の女の子が
「マキ先生、今日は報告があります」と言って、レッスンに参加してくれました。

その子は、去年の暮れだったかな?
ピラティスのインストラクターになりたい夢ができたと声をかけてくれました。
少し控えめな声で。
「今の自分を変えたいんです。amahare のインストラクターさんたちみたいになりたいです」と涙ウルウルしながら話してくれた可愛い女の子に、なんだか胸が熱くなって

「大丈夫だよ。もうこの時点で変わり始めてるんだよ」って抱きしめたのを覚えています。

スクールを探すところから度々相談してくれて、amahareインストラクターの子達にも自分で相談したりしながら着々と行動に移して頑張ってるようでした。

でも私の時代と今の時代、ましてやコロナ禍でのライセンス取得はなかなか状況がよく分からず、私はあまり力になれず、最近は彼女もamahreに来る機会も減ったので、どうしたかな〜とは心のどこかにいつもあって。
でも会員を辞めることなく、時々訪れては、近況報告してくれました。

そんな彼女が、

「無事にピラティスのインストラクターになれました!」
と、報告に来てくれました。

嬉しくて嬉しくてまたまた私は両手広げて彼女を抱きしめてしまいました。笑

あの日、涙ウルウルしながら控えめだった声は、もうまるで別人のように明るくキラキラしてて元気な声となって

「amahare studioに通っていなければ、今の自分は居ないから、ここが私の原点です、マキ先生のおかげです」
と言いながら笑う姿は、本当にチャーミングでした。

もちろん、わたしのおかげなんかじゃなくて紛れもなく、行動に移した彼女のパワーです。
そしてここがゴールじゃなくて、ここからが物語の始まり始まり。

彼女のおかげで自分がインストラクターになった日のことを思い出しました。
私は22歳だったからちょうど彼女と同じ年くらいの出来事。
ここまで色々あったな〜。笑

今や、言ったもん勝ちみたいな風潮のある世の中。
SNS の中だけでレッスンだってできるし、見てくれる人をお金で買うことすらできてしまう(らしい)。

過程よりも結果論なのもわかるけど

でもやっぱり現場で経験し続け、丁寧に勉強し続けている人には敵わないと思うし、そうじゃないと崩れていくものがたくさんあると思う。
どんな時代もリアルに繋がっていたいです。
だから、選ぶ側もそれなりの知識をつけて本当に良いものを見つけていってほしい。そして選ばれる人でもいたい。

ここからが彼女のスタート。

続けていれば、夢は形を変えて叶ってゆくものだと思ってます。

その続けるというのは、同じところにいることを言うのではなくゆっくりでも少しづつでも前進し続けること。

辛い我慢でなく、楽しい努力を忘れずに。

希望や夢と同じくらい、きっとたくさんの試練や忍耐を必要とすることが待ってると思うけど、思ったことを行動に移せば少なからず何かが変わるということを体感した経験は、人生をどんどん自力で切り開いて行けるお守りになるでしょう。

鳥肌が立つほど嬉しい出来事でした。
こんな思いにさせてくれてありがとう。

彼女が今の私と同じ年くらいになったときに、この日のことを思い出したとして、そこに私がいるのかなあ、って思うと、なんともいえない気持ちになります。うるうる。


どうか最高に幸せなインストラクター人生が彼女に訪れますように。

これからもamhare studioに通い続けますと言ってくれた彼女。
私もずーっと応援していたい!


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