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春は心の動きを感じる絶好のチャンス

最近の私は、やたら情報を欲しているなぁと感じています。

知らないことを知れるのが楽しいから、気づけば目や耳から情報を入れていて、こういうときの自分のスポンジっぷりは面白いほど。ぐんぐん吸い込む。飢えていると言ってもいいくらい。

そういえばかつての私には、こういう時期が頻繁にあったなぁ、と思い出しました。


でも、今の私は以前とちょっと違います。

「自分の感覚に目を向けていないな」と自覚できるようになりました。

外側にある魅力的で刺激的な情報にばかり矢印が向き、内側に向かなくなっている。これだけでは、適応障害と診断される前の私と変わりありません。

ですが今は、猛烈に情報を吸収する一方で、それを俯瞰して見ている感覚もあって。

これはかなりの進歩だなぁと思います。


気づけるとなにがいいかって、意識して内側に矢印を向けることができるんです。

例えば、家から駅まで向かう際、ラジオや音楽を聴かずに歩く。そうすると、「もうこの花が咲いたんだ」「この植物、よく見るな」「風が春っぽい」といった感じで、いろんな景色が目に入ります。

これも一見外側に矢印が向いているようですが、同時に自分の心の動きにも気づけているので、私は内側に矢印が向いていると思っています。「この花の色好きだな」とか、「この空気懐かしいな」とか。


効率を追い求める現代において、心が動くきっかけが多い春は、重要な意味を持つような気がします。

自分の心がなにに動くのか、改めて見つめてみようと思います。


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