人生初ブリーチ!新しく生まれ直した気分
昨日、生まれて初めてブリーチをしました。
今まで地毛の黒か、ちょっと明るい茶色しか見たことがなかったので、ブリーチ直後の黄色い髪の毛を見て「なんじゃこりゃ!!」ってなりました。
今回は、ブリーチをすると決めた経緯や、実際にしてみて感じたことなど。
どんな色にもできる!
大学時代はカフェでアルバイトをしていたので、色や明るさに制限がありました(最近は変わってきているようで、「そういえばなんで暗い髪色じゃなきゃだめだったんだ…?」と。なんの疑いも持たずにマニュアルに従っていた過去の自分がちょっと悔しいです…)。
「決まりだから仕方がない」というのを盾にして、本当は自分がどうしたいのか、考えることを放棄してきました。
派手な髪色に興味がないと思い込んでいたけれど、「金額が高い」というのもブレーキをかける大きな要因だったし、なにより「無難な感じじゃないと母に嫌な顔をされるんじゃないか」という心配が、私の自由な発想を制限していたのだと思います。
そんな私は最近、いい子(=親の望む自分)でいるのをやめる決意をしました。
先月、思い切ってショートカットにしたのもその表れです。
このあたりから、自分がいかに親の顔色を伺って意思決定してきたかを思い知ったし、自分の意思で決めることの気持ちよさがわかってきて、「どんどんやってやる!」という気持ちとともに美容院を予約しました。
今の私は社会的な制限が一切ないので、どんな色にもできます。なんて自由!
でも、いざなんでも選べるよって状況になると、自分の欲を出すのに慣れていないから戸惑いました。
Instagramで検索していると、「こんなのもありなの!?」「想像したこともなかった…」というような、自分が知らなかった世界がどこまでも広がっていました。
いい子のままの私では、決して知ることのなかった世界です。
世界が広がっていくうちに、私の中から欲が湧き出てくるのがわかりました。
「こんな色やってみたい!」「いっそこんなのもありかも!」
自由な発想をしている自分に気づき、とても嬉しくなりました。
欲を出せると、結果落ち着く
欲を解放できたときは、金×青をやりたい!!と思っていました。全体をブリーチしてベージュを入れて(金じゃないや)、毛先かどこか一部分だけ青にしたいなって(こんなふうに思えている自分に感動!)。
でも面白いことに、だんだんとシンプルにしたい気持ちが強くなりました。
案外一色で満足というか、むしろ「せっかくやるならとことん遊ばなきゃ」という義務っぽい感覚になっていたような気がして(これまた以前の自分っぽい笑)。
a.ちょっと我慢してシンプルにする
b.欲を解放したうえでシンプルに落ち着く
このふたつでは、結果としては同じでも中身が全然違うなぁと思います。
「やってみたい!」という自分の望みを自分で叶えられる状況を経験する。それはものすごく重要なことのように思えます。
新たな人生が始まった
「こんな感じがいい、こういうのはあまり好きじゃない」ということを美容師さんに伝え、いろいろと教えてもらったうえで、これでいこう!という方向性が決まりました。
色に関しては、私の希望を汲んだ状態で最終的に美容師さんが決めてくださったのですが、自分では思いつかない、けれども自分に合う色になっていて。
自分がどうしたいかは自分にしかわからないけれど、自分に似合うものは人の方がわかるから、両方をバランスよく取り入れられるといいということも学びました。
人生初ブリーチとカラーを終えた自分を鏡で見たときの衝撃といったらもう…
そこにいたのは、さっきまでの自分とは別人の、新しい自分でした。
それは、ただ髪色を変えたから、というだけでは説明できない、親の顔色を伺わずに自分で決めたこととか、「これはいやだ」という自分の意思を反映させられたこととか、今までの当たり前を壊せたこととか、そういういろんなものが全部ぎゅっと詰まっているからなのだと思います。
鏡を見るたび口角が上がってしまうのは、きっとそんな自分が誇らしいから。
一生懸命いい子をやってきたこれまでの自分はもういなくて、新しい自分が生まれたような、そんな気持ちです。
2024年3月20日
25歳の誕生日にして、新たな自分が生まれた日。
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『深い雑談』というものをやっています!
日々なにを考え、その日の出来事になにを感じたのか。そんな、人と話す機会はあまりないけれど、間違いなくあなたを形作っていることについて話したいときは、ぜひ私を思い出してください。
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