電車でメイクをするしかない?物語を勝手につくってみる
イラっとしたとき、見方を変えるとイライラが減るなぁと感じた話。
この間電車に乗っていたら、隣に座った若い女性がメイクを始めました。ちゃんとはわからないけれど、恐らく軽く直すわけではなく、ベースメイクからしっかりと。
それに対して、まず私は
「電車内でメイクするのはどうなんだろう?」
と思いました。
電車でメイクはしないものという、私にとっての当たり前からずれる行為だから、「ん?」と違和感を感じたのだと思います。
電車でメイクをすること自体の良し悪しや、私の反応の出どころなどは一旦脇に置いて、こういう「ちょっとイラっとする」「なんか気になる」というときにどういうふうに考えればいいのか、実際にやってみて手応えがあったので記録します。
結論は、“相手の背景を想像してみる” です。
よく聞くやつかもしれませんが、「相手の気持ちになって考えましょう」とはちょっと違います。
気持ちではなく、相手が今に至るまでのストーリーを勝手につくるイメージです。
今回でいうと、
この人はなぜ電車でメイクをするしかないのだろう?
↓
家を出るまでにメイクをする時間がなかったのだろう
↓
介護が必要なご家族がいて、ぎりぎりまで家事に追われていたのかも
↓
家族を支えるためにこの人が掛け持ちで働いていて、今は職場に向かっているところなのかも
と、勝手に想像してみました。
なんの根拠もない、ただのでっちあげです。「この可能性もある」というだけで、「そうじゃない可能性」もあるわけですが、絶対にないとは言い切れません。
こうやって「もしかしたら」を考えてみると、電車でメイクをするという行為の見え方が変わりませんか?(どうなんだろう、変わらないか…?)
ここで言いたいのは、真実がなにかではなく、「それってどうなの?」と感じたとき、自分をどうするかに焦点を当てるとイライラを軽減させられるかも、ということでした。
長年ルールを守ってきたことで、守らない人を見るとつい心がざわついてしまうので、こうやってひとつずつ向き合っていけたらと思います(いつもうまくいくとは思えませんが…できる限り…!)。
────────────────────
『深い雑談』というものをやっています!
「悩んでいて誰かに話したいけど、気軽に話せる内容じゃない」とか、「本当はもっと中身のある話がしたい!」という方、よければお話ししませんか?
詳細はこちら!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?