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♯34 面白すぎる!数字レク3選!

 34回目の投稿となりました、天治郎です。
 私は、算数の授業の常時活動として、「数字レク」を導入で行っています。どれも2分程度でできるものです。今回は、数字レクを3つご紹介します。

(1)スモールナンバーorビッグナンバー

 1つ目は、「スモールナンバー(ビッグナンバー)」です。一年生から実施できる数字レクです。
 ルールは、以下の通りです。

【スモールナンバー】
①1~20の数の中から1つ数を選んで、ノートに書く。
②教師が、20から順に1つずつ数を言っていく。
③子供は、自分が書いていた数が言われた時に挙手をする。
④1までの数を言い、1人しか選ばなかった数の中で一番小さい数を選んだ人の勝ち。
【ビッグナンバー】
①80~100の数の中から1つ数を選んで、ノートに書く。
②教師が、80から順に1つずつ数を言っていく。
③子供は、自分が書いていた数が言われた時に挙手をする。
④100までの数を言い、1人しか選ばなかった数の中で一番大きい数を選んだ人の勝ち。

スモールナンバー及びビッグナンバーのルール

 伝わりましたか?スモールナンバーで、例示してみます。

T:20!
C:(しーん)
T:19!
C:(しーん)
T:18、・・・、13!
C:(1人の子供の手が挙がる)
T:おっ!今Aさんが勝者ね!次、12、・・・、9!
C:(複数の子供の手が挙がる)
T:あー被ったね!今のところまだAさんが勝者だよ!次、8!
C:(1人の子供の手が挙がる)
T:おー!AさんからBさんに変わったよ!さらにいくよ、7!
(2まで必ず複数の子供の手が挙がる)
T:ラスト、1!
C:(複数の子供の手が挙がる)
T:残念!勝者は、Bさん!!

スモールナンバーの例

 イメージがついたでしょうか?本来1(100)が一番強い数ですが、被ってはいけないルールなのです。このため、結構な駆け引きが子供たちの中で行われます(笑)
 シンプルなゲームですが、かなり盛り上がります。慣れてくると、準備はあっという間です。休み時間に書いて書いておく子供もいます。
 進行を子供に任せたり、数を「小数」や「分数」にすることで学年に応じたりすることもできます。

(2)メイク10

 2つ目は、「メイク10(テン)」です。3年生の後半から実施できるレクです。毎日やれば、確実に四則計算の計算力は高まっていきます。
 ルールは、以下の通りです。

①4つの数を決める。
②「+」、「-」、「×」、「÷」、「()」を使って、10を作る。
③制限時間を決めて、いくつもチャレンジする。

メイク10のルール

 車のナンバーでこういった数遊びをする方もいるのではないでしょうか?ちなみに私は、この遊びを友達と2時間やり続けたことがあります(笑)

 例示してみます。

①2と3と8と2(数の順番は入れ替えてもよい)
②2×(3-2)+8=10
③2分間で
・(2+8)×(3-2)=10
・(2+8)÷(3-2)=10

メイク10の例

 4つの数字を子供たちが選ぶと、結構盛り上がります。また、「10パズルジェネレーター(以下のリンク先)」というWebアプリを使えば、教師が分からなくても安心です。

 ちなみに、学年が挙がるほど、私より早く、そしてたくさんの解答を生み出す子供が増えてきます!子供ってすごいですよね!

(3)ジャマイカ(JAMAICA)

 3つ目は、「ジャマイカ(JAMAICA)」です。4年生から実施することがおすすめのレクです。これも毎日やれば、確実に四則計算の計算力は高まっていきます。

 ルールは、以下の通りです。

①周りの6つのサイコロを回す。
②出てきた数を計算して、2つの黒のサイコロ(真ん中と周りの1つ)の合計の数にする。

ジャマイカのルール

 例示してみます。

①周りの5つの白の数は、5、1、7、1、2。
②20+3=23(黒の合計)を、5つの数の計算でつくる。
③(1+2)×5+1+7=20

ジャマイカの例

 という感じです。計算が成り立たない場合もあるようです。これも、「ジャマイカ自動計算(以下のリンク先)」というWebアプリを使えば、教師が分からなくても安心です。

https://tool.stabucky.com/jamaica.php

(4)終わりに 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。ぜひ子供たちと楽しんでみてください。


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