壮大な曲

昨日の『SONGS』に小沢健二が出てたので録画をして、早朝に観た。90年代渋谷系と言われるジャンルが一世風靡して、中でも彼は飛び抜けた存在だった。私は大して好きでもなかったのだけど、妹が大ファンで毎日の様に彼の音楽を流し、褒めちぎってた。
彼女とは元々好みが全く違っていて「あーー、そう?」「そーやね」と受け流していたのだけど、『ラブリー』は割と好きでよく聴いてはいた。
因みにその頃私は、ハウスミュージックにハマってた。

その内オザケンの活動が聞こえなくなった。

私は壮大な曲を聴くと興ざめしてしまうのだけど、初期のドリカムなんて全て名曲で、EverydayEverytime聴いていたものだ。
等身大の女子の可愛い思いがいっぱい詰まったドリカム…
Wintersongと言う曲が出た。英語で歌われた大人なドリカム。もうお別れだね的なシラケた思いを抱いた。その後、LOVELOVELOVEなんて名曲?が大流行したけれど、壮大過ぎて私のドリカムはもう居ない。女性とtwinでやったり、私はどんどん槇原敬之へと。初めから今までずっとファンの方には申し訳ない。歌が壮大な人類愛になって行っちゃったんだ。

そこで、オザケン。去年だったかな、活動が本格的に再始動したのは。初めはどんなおじさんなんだろ?とドキドキしてた。ま、ちょっと老けたくらいのファッションも特に変化はなくて、瞳がキラッキラっと。
あんまり変わってなくて良かった…

昨日みた、SONGSでのオザケンの歌。ま、若干歳とった声だけど、壮大な?歌だったのにちっとも嫌じゃなかったのだ。そもそも、私も歳を取ったからなのか?壮大なテーマに精神が追いついたのか?
じゃ、あれ程嫌だったドリカムのあの頃の壮大な曲も素直に聴ける?なんて思った今日の早朝。

そしてミスチルだ。ミスチルと共に歳とったと言っても過言じゃない。やっぱり初期に名曲揃いと言いたいが、彼らからはメッセージが強いので、壮大になってもまたそれはそれで大甘でグー。

今回はドリカム、オザケン、ミスチルと略した4文字でした。

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