こんにちは。天宮です。

先日、かっこちゃん　こと
山元加津子さんのお話を
聞く機会がありました。

かっこちゃんは、
養護学校の先生をしながら、
作家としても活躍されている方です。

かっこちゃんは、
全ての生き物は、
何か大きな存在（サムシング・グレート）
の意図のもとに生きており

ただ自分を生きるだけで
世界の役に立っている。
というお話をしてくださいました。

たとえば、

蜂は花から蜜を集めることで
知らず知らずのうちに
花の受粉を助けています。

ミミズは動物の排泄物などを食べることで
知らず知らずのうちに
たっぷり栄養のある土を作り。

人々はその土で
作物をつくり、食べることができています。

蜂もミミズも、
役に立とうなんて気持ちは一切なく
ただ自分のために
一生懸命生きてるだけですよね。

でも、気づかないうちに
ちゃんと役に立っているんです。

私たちだって同じ。
もしかしたら、
自分のために
ただ一所懸命日々を生きているだけで

それが、
誰かのために
そして世界のために
なっているかもしれないのです。

☆

かっこちゃんは
このサムシング・グレートのことを
親交があった
分子生物学者で筑波大学名誉教授の
村上和雄氏から学んだそうです。

村上和雄氏は
遺伝子を研究するなかで

この遺伝子・生物が織りなす完璧な世界は
人知を超えた何か大きな力がないと
成しえないと考えるに至ったのだそう。

それをサムシング・グレートと
呼んでいらっしゃいます。

宇宙の英知ともいえる
サムシング・グレート。

もしかしたら、私たちは
その大いなる計画のなかで
生かされているのかも知れません。

その大いなる計画に
無駄なものなど一つもなく。

生きとし生けるものすべてが必要で、
今ここに存在しているのだとしたら。

私は私のまま存在することで
何かの役に立っているし

私以外の何者になる必要もない
ということなのだなぁ…。

なんて思ったりします。

☆

自分以外の
もっと素敵な
あのひとのようになりたい。

もっともっと
もっともっと
もっともっと
頑張って何かを成さないといけない。

今の私じゃいけない。
まだまだ足りない。

ダメだダメだ。
まだダメだ。
できてない。

もっともっと
もっともっと
もっともっと

私たちはつい、
そんな風に生きてしまいがちですが。
（もちろん、私はその筆頭です笑）

あなたがあなたらしく
生きてくれないと
サムシング・グレートは
困ってしまうのかもしれません。

だって
他の誰でもなく。
いいも悪いもなく。
ただ、あなたという存在が必要で

あなたがあなたらしく生きることが
宇宙の計画なのですから。

どうか今日も
自分らしく
人生を楽しみましょう。

この地球に生まれて
やるべきことは
たった一つ。
それだけなのかも知れません。

今日も最後まで読んでくださり
どうもありがとうございました。

天宮一美