アマモス・アマゾン

"From the wild , into your wild "…

アマモス・アマゾン

"From the wild , into your wild " ー「野生」に触れて、「野性」に還る。 アマゾンの恵を通じて、人も地球も元気になる循環を生み出します。 ▶コーポレートサイト https://www.ama-ama.co.jp/

最近の記事

【寄稿④】わたしの「野性」を呼び戻す、アマゾンの「野生」カカオに出会う旅

※Felissimo chocolate museum での企画展 "Chocolate story —カカオの記憶、あるいはカカオが見せた夢— “への寄稿文を転載しております。 バルセア野生種カカオ(O cacau da várzea amazonia)。 片道6日かけ、そのカカオのもとに通い続け8年が経つ。 カカオの生まれ故郷・アマゾンのバルゼア(氾濫原)。 水と森が交わり、奇跡的な豊かさと多様性を誇る地で、 そのカカオは悠遠の時を生きている。 そのカカオに

    • 【寄稿③】アマゾナス州発: 森の番人とアマゾンの自然が生み出す 「野生のチョコレート」

      カカオの故郷アマゾン。 水と森が交わる氾濫原バルゼアに生きる野生種カカオとは? 「やっぱり、私たちのアマゾンは 豊かな場所なんだ!」と語る 森の番人が生み出す野生のチョコレート「Na'kau」とは? "僕たちは、サンパウロのチョコレート 会社よりも大きな困難を抱えざるを得ま せん。アマゾナス州では、ロジスティック コストが 25% 以上高い。その中で利益を 生み出し、価格競争にも勝たないといけな い。アクセスのいい農家からカカオを買っ て、熟練労働者を

      • 「坂の途中の編集室」に代表・武田のインタビューが掲載されました。

        「遠くに想いを馳せる、想像力を。」 をテーマに産地密着型のスペシャリティーコーヒーを販売する海ノ向こうコーヒー。 ‍ Na’kauチョコレートの取り扱って頂いた際に、Amamos Amazon代表武田のインタビュー記事を掲載して頂きました。 ‍ 現在、Na’kauチョコレートの小売販売は一旦停止しておりますが、私たちの活動がしっかり伝わる素晴らしい内容ですので、ぜひご一読いただければうれしいです。 https://www.on-the-slope.com/articles

        • 【寄稿①】農作物としてのカカオからアマゾンを考える

          発酵はチョコレートの質を大きく左右するものの発酵をコントロールするのは容易でありません。時々の気象条件、運ばれてくる川の養分、世界一と言われる生態系に存在する無数の生き物たち。複雑な自然の相互作用によって、カカオが育ち、種の発酵がなされます。 ましては、圧倒的にインフラの不足するアマゾン奥地。「農家さんを単なる原料供給者にしたくない」という思いもあり、各農家さん達が発酵加工を行なっています。 もちろん、味のゆらぎはあります。従来、そのゆらぎは市場において不利なものとされて

        【寄稿④】わたしの「野性」を呼び戻す、アマゾンの「野生」カカオに出会う旅

          【寄稿②】Bean to bar:サステイナブル・ チョコレートへの挑戦

          アマゾンの森と人々の生活を守る事を目指す私達が、なぜ「カカオ」「チョコレート」を扱っているのか? カカオ産地からBean to barチョコレートに寄せられる期待とは? 気候変動の影響を実感せざるを得なくなってきている今日。カカオが育つ熱帯雨林は気候変動の要であり、同時に最も気候変動の影響を受けやすい地域である。チョコレートを美味しく食べ続けるには、熱帯雨林とそこに暮らす農家の生活を守っていかなければいけない。Bean to barチョコレート市場の成長は、その答えの一つ

          【寄稿②】Bean to bar:サステイナブル・ チョコレートへの挑戦