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ゆぴさんに学ぶ、取材ライターが作成する【企画書】のポイント

この記事は、「書く」+αのスキルが学べるマーブルスクールの受講生による、アウトプット記事です。

マーブルスクールのサイトはこちら↓↓↓

「書く」+αのスキルが学べるマーブルスクールに入学し、インタビュー講座を3回にわたり受講しました。
講師は、書籍『書く習慣』が3万部を突破したいしかわゆき(ゆぴ)さん
ゆぴさんは、現役バリバリの取材ライターでもいらっしゃいます!

この記事では、取材ライターが企画書を作る際におさえておきたいポイントをまとめています。



メディアを分析し、メディアに合った企画を立案する

マーブルスクールでの初回講座は、【インタビュー講座(企画編)】
フリーの取材ライターという設定で、メディアにプレゼンする企画書を作る課題に取り組みました。

課題内容は、以下のような順番で進めていきます。

  1. どのメディアで書きたいのかピックアップ(メディア分析)

  2. 企画書作成(メディア概要・企画概要・取材テーマ・備考)

  3. 想定質問案の作成(テーマに沿った質問案を複数用意)

講師のゆぴさんによる講義内容とフィードバックを、ステップごとにまとめました。

1.どのメディアで書きたいのかピックアップ(メディア分析)

メディアとは、何かしらの情報を発信する媒体です。
テレビをはじめ、ラジオ・新聞・雑誌・Webサイトなど多岐にわたります。

特にインターネットの世界には、膨大な数のメディアが存在しているのはみなさんもご存じでしょう。

【メディア分析のポイント】
・取材ライターになりたい人は普段からメディアチェックすること!
・ライターのための雑誌
『ライターマガジン』に、メディア情報が載っているよ!
・どんなテーマのメディアなのか分析しよう!
・そのメディアはどういう人に取材しているのか傾向を知ろう!
・直近の取材対象者が被らないように気をつけてね!
・メディアが想定している読者はどんな人だろう?
・読者に刺さりそうな内容は浮かんでくる?
・自分が記事を書きやすそうなメディアを探そう!

まずは、世の中のメディアを知る。
インターネットで検索して、自分にあったメディアを見つけるまでが大変かもしれませんね。

2.企画書作成(メディア概要・企画概要・取材テーマ・備考)

企画書は、先にピックアップしたメディアへ売り込む重要な書類です。


「こんなテーマで、〇〇さんをメディア(企画提案先)で取材したいです。いかがでしょうか?」


という強い思いを言語化し、企画書に仕上げていきます。

【企画書作成のポイント】
・Googleドキュメントなどで作成の場合、シート名がわかりやすいかチェック!
・メディア編集部や取材対象者へ見ていただく書類なので、失礼のないように!
・シート名の例:【メディア名】〇〇さま 企画書_あまね
・企画書を複製(テンプレート化)していると、うっかり相手の名前を間違える可能性があるから慎重に!
・メディア概要はトップページの下部に「about」として確認できる場合があるよ!
・なぜ取材しようと思ったのか明確に!
・備考には取材時間や撮影のお願いなど、事前に伝えられることは伝えよう!
・メディア編集部や取材対象者から質問がないくらい、情報を掲載すべし!
・取材対象者へのラブコール(誰でもいいわけじゃないアピール)を盛り込んで!
・メディア編集部に伝えたいことは企画書本文に書かず、コメント機能を使ってね!

企画書だけで、どんなライターなのか見透かされてしまう気がしています。
メディア概要は簡潔に、企画概要と取材テーマはわかりやすく丁寧に仕上げましょう!


3.想定質問案の作成(テーマに沿った質問案を複数用意)

想定質問案は、取材対象者を深掘り(リサーチ)して、はじめて提案できます。
取材時間に対し、多いくらいの質問(8〜10個/1h)を用意しておくことがおすすめです。

【想定質問案を考えるポイント】
・箇条書きではなく、深掘りした上で疑問形にすると取材対象者も答えやすくなるよ!
・質問が2つにならないように気をつけよう!
・質問が長すぎるのもNG、主語と述語の関係が破綻していないかチェック!
・取材ライターの個人的な気持ちは、取材現場で直接お伝えしよう!
・いままで取材対象者が聞かれていないことを質問してみる!
・取材対象者を深掘りし、その情報をもとに一歩踏み込んだ質問にしよう!
・テーマに沿った質問で一貫しているか確認すべし!
・想定読者や自分の悩みと絡めた質問もGood!

取材するにあたり、取材対象者をリスペクトするのが大前提です。
相手に興味を持ち深掘ることで、想定質問案に困ることはないでしょう!


企画書に愛を込めよう

取材ライターが書き上げる企画書は、ラブレターです。


「わたしはあなたのことが大好きで、こんなに聞きたいことがあります!」


企画書は、ライターの想いを伝える合法の(?)手段だと思います。
しかしストーカーにならないよう、適度に距離を保つことも必要かなと感じました。

両思いになれたときは、愛にあふれた取材記事にしたいです!

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