出産記録①〜産院の予約〜

先日、無痛分娩にて第一子を出産しました。

お産は何があるか分からないとはいうものの、なんだかんだ「母子共に健康に何事もなく出産できる」だほうと根拠なく思っていましたが、".何事もなく"とは行かない異常分娩となりました。

助産師さんから「今後30年は頑張ったと誇っていい大変なお産だった」とのお言葉をいただいた出産についての体験談です。

妊婦して、無事に赤ちゃんが育ってくれるかという心配と並行して頭を悩ませるのが、産院選びです。

遠方の産院を予約

初産で、分娩の痛みがとても恐ろしく、10ヶ月も怯え続けるより心穏やかにストレス少なく妊婦生活を過ごす方が良いと考えて、妊娠初期から無痛分娩にしようと決めていました。

決めたものの、里帰り先の地域には無痛分娩を実施している病院がなく、最も近いのが高速を使って約2時間の病院。

高齢の両親に何度も長距離運転をお願いしなければならないこと、陣痛が来てから実家から病院に向かうこと、何か異変があっても時にすぐに受診できないこと、、今思えばよく選択したなと思うくらい、不安要素だらけ。

33週に受けた助産師面談でも、赤ちゃんに黄疸や異常があれば母子別々の退院となる場合や、何度か通う必要があることなどを指摘されました。(陣痛のことしか頭になかったので盲点でした。)

だけど、出産の痛みに耐えられないだろうという気持ちの方が強くて、その遠方の病院にさせてもらった。

選択にあたって距離以外で気にしたのは以下のポイント。

⭐︎無痛分娩の症例数

きちんと麻酔の管理ができる体制か、年間何人いるか等、HPで確認しました。

⭐︎計画無痛分娩か。予定外の日に陣痛がきたら、麻酔なしか、陣痛に合わせて無痛にできるか。

平日以外は無痛分娩NGというところもけっこうありました。無、なるべく24時間対応してくれるところを選びました。

⭐︎母子別室

生まれてすぐは回復のため、預かってもらいやすい環境を希望していました。結果的に大正解でした。

⭐︎個室

厚生労働省のHPの無痛分娩件数のページから、件数の多い施設を複数ピックアップし、条件に合う病院を地道に探しました。

産院の予約

早めに予約しないと希望する産院の枠が埋まってしまうため、妊娠初期から動き始める必要があります。

自分の選んだ病院は里帰りの人は14週以降に予約できるとのことでしたが、遠方から通うことになるので、そのことを理由に拒否されてしまったら14週から別の産院を探すのはとても苦労することが予想されました。

そのため、自分は事前に問い合わせをして、院長に受け入れ可能であることを確認してもらい、14週になってすぐ予約しました。

そして無事に正産期を迎えられることを祈りながら過ごしました。

遠方への検診を懸念してぎりぎりまで里帰りを待って、妊娠34週に初めて検診で受診しましたが、やはり片道2時間の道中は楽ではなかったです。

後期は体も重いし、少し動いただけで息切れするし、寝転んでいるだけで精一杯…という状況でした。

後期は週1で検診に通わなければならないので、しんどかったです。38週で生まれたので、出産含めて4回通いました。

無痛分娩にしたことは後悔していませんが、産院は近いに越したことないです。。

出産当日のことは②に続きます。