こんばんは、ひろちゃんです。
もの忘れが激しくてどうなってるのかな。。。モノの名前もヒトの名前も忘れてしまうし、今考えていたことも抜けてしまうようです（笑）特に人の名前を忘れてしまうようです。むかしの僕の得意技は人の名前を覚える事で、その人の好みや着ている服まで覚えていました。
まあ、最近は進んで覚えようとしていないせいかもしれませんが、、、

味の記憶は相当昔のことまで覚えています。40年近く前に食べた、ばーちゃんのカレーの味や野菜スープの醤油ラーメン、カレー粉を塗して焼いたタラの切り身、半殺しに突いたチョットしょっぱいボタモチ、焼いて食べるはずのキムチ漬けのイカ、、、
僕が育った家は、小さな食料品店を営んでいて食べる事には困らない家でした。両親が共働きだったので食事はいつもばーちゃんが作ってくれました。もう、亡くなって30年ぐらいになるかな、あの時の味が忘れられません。

小学校2年生の時に、おじいちゃんが病気になって苫小牧市の王子病院というところに入院していたんですが、そこの食堂のチャーハンも大好きでした。入っていたのは鶏肉と玉ねぎ、紅ショウガだけ。味付けは塩コショウという超シンプルな一皿ですが、忘れられない味です。このチャーハンが食べたいばかりにお見舞いに付いて行きました（笑）

柔道の大会で優勝すると外食に連れて行ってもらえて、天麩羅やステーキを食べました。それが嬉しくて一生懸命練習した記憶があります。柔道が面白かったのか、外食がしたかったのかわからないですね。。。（笑）

とにかく、食いしん坊で美味しいものが大好きな子供でした。

天野家ではルールがあり、自分のお店で売っている食べ物以外は買えないし、食べられないことになっていました。だからか、子供の頃嫌いだったのが、マグロ。ウチではマグロといえば、冷凍のキハダマグロで水っぽくて味がなくて大嫌いでした。（今は美味しい鮪が大好きです。）
駄菓子なんて売ってないので、幼稚園も小学校も遠足の時は、ポテチとポッキーだけしかオヤツは持っていけませんでした。みんな色んな種類の小さなおやつを沢山持ってきていることが羨ましかったことを覚えています。
自分の子供には駄菓子屋で色んなお菓子を選ばせて持たせてやろうって思ってたので、息子の遠足のオヤツ選びに駄菓子屋さんに連れて行ったら、うまい棒のポタージュ味を30本買って終了。。。ホントに良いのかって聞いたらいいんだって（笑）親の心子知らず。。。

やらないと困る事や終わらないと迷惑をかけてしまう事、仕事上必要なことに追われる毎日を過ごしてきた、この数年でしたが、昨年からのステイホーム規制で自分の人生を考える時間が持てました。

急がないけど重要なことって何ですか？
人生にとって必要な事って何ですか？
今後の生活を豊かにしてくれる、自分を磨いてくれるものって何ですか？

本を読むコトだったり、映画を観る事だったり、旅行に行く事だったり、夫婦で将来の話をしたり、子供と遊ぶ時間をつくったり、友人に会いに行くことだったり、釣りにいったり、ギターを弾いたり、稼いで地域に貢献したり、尊敬する人に会いに行ったりとワザワザやらないと出来ないコトなのか。

人生の終わりを意識することでやっておいた方がいいであろうことが、急ぎではないけど重要なことなんだろうと思っています。

いかに、急ぎでもなく重要でもないことに時間を割いてきたのかと考えると。。。これからの生き方を自分で選択していく決心をしました。

子供に良かれと思っても、エゴを押し付けているような。。。
『選択する権利を与えたい。しかし、自由に選択できることは贅沢なことだということも教えたい』045
違和感を感じたら受け入れてみよう。成長のチャンスだと。

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