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「寝逃げ」のススメ?

最近はnoteの記事に何を書いていいかで悩んでいる。まあ、誰に決められているわけでもないし、自分で決めごとをしていることもないので、別に書かなくてもいいのだが、ルーティーンになっているからか、夜の8時から9時くらいになると、自然に「書かなきゃ」という気持ちになってくる。

今日は夕飯を食べた後、少し眠ってしまったのだが、そのときに、「noteを書かずに済ます」という夢を見た。「今日は調子が悪くてnoteに投稿できなかった。また新たな気持ちで、連続投稿目指して頑張る。」みたいなことを、twitterにアップしていた。不思議なことに、夢の中では気持ちがスッキリしていて、夢から覚めた後も気持ちがスッキリしていた。そして、そんなメタな夢を見た後に、やっぱり何か投稿したいな、と思って、今現在、パソコンに向かっている。

僕は何か嫌なことがあるときに、睡眠に逃避することがしばしばある。いわゆる「寝逃げ」である。睡眠に逃避したところで、逃げたい現実がなくなるわけでもなく、問題が解決するわけでもない。だが、どうしようもなく、本当にどうしようもなく、途方に暮れて布団に横になり、まどろんでいると、自然に眠りに落ちてしまうのだ。

そんな「寝逃げ」であるが、検索してみると、なにやらもっともらしいことが書かれているのを発見した。

寝逃げをして新しいアイデアを生み出す手法は「追想法」または「レミニセンス」と呼ばれている。発明家のエジソンや、1949年にノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹博士は、この手法を利用して難題を解いたといわれている。ノーベル賞級の潜在能力を引き出すのが、この「寝逃げ」なのだ。

「追想法」とか「レミニセンス」とか言われると、なにやら説得力がある気がするから不思議なものだ。エジソンや湯川秀樹も用いた手法、と言われるとなおさらである。

まあでもこれは、普段忙しく過ごしていて、考えごとを頻繁にしている人が、たまの睡眠を取るからこそ効果的なのだろう。僕のように、四六時中寝ている人が、何か特別なことを思いついたりはしないだろう。

とはいえ、寝逃げをしたことによって、noteの記事(1000文字くらい)が1本書けてしまったのだから、それなりの効果はあるのかもしれない。だがしかし、このあとの就寝のさいに眠れない可能性がかなり高いので、やはりリスクの高いワザだったのかもしれない。

そんなこんなで、1本記事を書けたので、スッキリはしたのだが、今日の夜はおそらく眠れなくて、眠れないからしかたなくパソコンに向かって、またしょうもない文章を書くことになるのだろう。はあ(ため息)。


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