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19分で強制的にnoteを書く

社会人になって、「時間を作らないといけない」と思うようになった。

僕の部署は10:30-19:00で働く人が多い。朝は遅くまで寝ていたいからギリギリに家を出ることになる。一方、夜は夕食の準備をして、食べて、風呂に入って、としていたら一瞬で時間が溶けてしまう。

noteを書く時間がなかなか取れなかったのは、新しい生活リズムに体が慣れていないからだ。

文章を書くのを怠っていると、書くことがだんだん億劫になってくる。それどころか、書きたいテーマは思いついていて、やる気もあるのに、noteを開いてタイトルを書いた時点でぴたりと止まってしまうようになる。

アウトプットのリズムができている時はアイディア同士のリンクが強くて、「これについて書こう」と思った時に関連する事柄がするすると出てくるのに。

そこで、新しい取り組みをすることにした。

時間を区切って無理矢理アウトプットするのだ。自分で締め切りを決め、その時間内に考えていることを全て出し切る。

Google Venturesが行っている発想法である「デザインスプリント」の中にもクレイジーエイトというテクニックがある。これは、5分間で8つのアイディアを強制的に出すもので、1つあたりに直すと約40秒というペースになる。

「時間に追われながら良い発想ができるのか」という素朴な疑問が生まれると思うが、考えてみてほしい。ゆっくり考えたところで何も思いつかないのだから、無理矢理出すしかないのだ。

1990年に発表されたRobert Boiceの実験によれば、気が向いたときに執筆する研究者と比べ、論文執筆を強制された研究者の方が、独創的なアイディアを思いつく間隔が短いそうだ。

出典: flowthink.jp/biz/writing-by-force/

個人的にも、質を棚に上げてでもたくさんアウトプットしている期間の方が良い文章を書けていたという実感がある。

いま考えている流れは朝の通勤19分で思っていることを出し切り、帰りの19分で校正。少し客観的になった頭で文章を直していく。帰宅したら妻に見せ、OKが出たら公開。

これは半分決意表明なので、3日続いたら褒めてほしい。

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