インド記 2日目
常識の通じない経験を求めてインドへ。
デリー〜アグラ
昨日の夜に着いたばかりですが、朝早く起きて鉄道でアグラへ向かいます。
車でニューデリー駅に向かいましたが、途中にはホームレスの人も多く、信号で止まると物乞いのために車の窓をノックしてきます。
怖いしスルーするしかないのですが、ぼくの中ではとても心に残るシーンの1つでした。
電車は日本の特急みたいな感じ?で、立派な指定席から人でごったがえす自由席まで、8つくらいの等級に分かれています。
車内では軽食やお茶が無料で提供されました。国際線の飛行機みたいなかんじ。
ただトイレがとても汚かったのと、2時間ほどで着く予定が4時間以上かかりました。これがインドか、、と。
車窓から見る景色が楽しみだったのですが、あまりにも大気が汚いために外は何も見えませんでした。ざんねん。。。
わずかな滞在でも呼吸器がおかしくなることもあるようで、デリーではマスク必須です。
アグラの駅からAmar Yatri Niwasというホテルまでは手配済の車で向かいました。
ホテルにて
早めのチェックインをさせてもらい部屋にあがると、スタッフさんがついてきて部屋を説明してくれました。
シャワーや洗面所周りの説明が終わると、なぜかドアの前で立ち止まったので、とりあえずお礼を言って外に出てもらいました。
あとで考えると、おそらくチップ待ちだったのかなと。1日目のホテルでは特にチップを要求されなかったので、その場では分かりませんでした。
とはいえ、30秒くらい部屋を説明されてチップを渡すのもな、、、と思いますが。
そのあともタオルがなかったり、シャワーでお湯が出なかったり、エアコンが機能しなかったり、といろいろあったホテルでした。。。
周りを散策
タージマハルは金曜が休みなので、ホテルについたものの特に目的地はなし。
とりあえず周りを散策してインドに慣れようと思いました。
が、ホテルを一歩でたらすぐに刺激の嵐。
リクシャーに乗らないかと声をかけてくる運転手さん、お金をくれと手を差し出す物乞いの人、鳴り止まないクラクション、吠える野犬、怪しいお店の客引き、、、
初めはほんとにしんどくて、ものの1分ほどで1回落ち着こうとホテルの自室へもどることにしました。
再び外へ出るも、また10分ほどでギブアップ。
3回目のトライで少し慣れ、2時間ほど辺りを散策しました。
交通事情
自動車だけでなく、自転車や人力車や馬車、さらにはラクダ車なども車と一緒に車道を走っており、驚きました。
あとは交通ルールが皆無で、信号の色に関わらず車が全速力で突っ込んできます。歩行者優先もしないので、めちゃくちゃこわい。
太い道路は全然渡れず、インド人が渡るのについていくしかありませんでした。彼らは車を手で制してゆっくり横断。すごい、、、
あとはクラクションの使用頻度が半端ないです。クラクションの音が途絶えることはなく、部屋が道路沿いだったので眠るのに一苦労でした。
運転も荒く、平気で車線を乗り越えたり、逆走する車も頻繁に見かけます。交通事故発生率が日本の50倍とのことですが、そりゃそうだよなと。
ちなみに車種はスズキが1番多いです。1982年にいち早くインド進出を決めたことでシェアが増加し、現在はなんと過半数がスズキとのこと。慧眼ですね。
夜ごはん
こんな感じで周りを散策し、夜に本場のバターチキンカレーを初めて堪能。かなり辛かったですが、めちゃくちゃ美味しかったです!
パンのようなものはチャパティ。日本のインド料理ではナンが定番ですが、インドではチャパティが基本。薄いナンみたいな感じです。
栄養補給したところで、2日目も終了。
3日目につづく。
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