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53の意味

今日は5月3日
私のペンネームでもある53の日。
普通に読むとゴミの日。
今日はこの53の意味について。

53という数字には縁があり、私の仕事関連のとある番号に53がついている。生年月日にも5と3が並んでいる。
そして、この数字に思い入れを持つ理由がもう一つ。
それは、私の好きなバンドが毎年この日にライブをやっていたことだ。

そのバンドはFINECHOPという。
愛媛を拠点に活動していたバンドだ。

一度は解散したものの、ボーカルが胃がんのステージ4を診断されてから復活し、毎年5月3日にライブをしていた。

私はとあるイベントで彼らの曲を聴いてから、いつかそのライブに行きたいと思い、2020年にようやく行ける算段がついたのだがコロナでライブは中止。その年にがんと闘っていた彼も旅立ってしまった。

ゴミとも読めるこの日に決まって大切なライブを設定していたことに特別な意気込みを私は感じる。
この日は世間から「ゴミ」と言われても挫けず、這いつくばって前を向く人間たちのお祭りだったのだろう。
私自身もそんな「ゴミ」の一人だったりもする。

今はもうその姿を見ることは叶わない。
ただ、ライブ映像はしっかり残っていた。
今でも天国から
「まだまだ行けるだろう」
そうエールを送ってくれている。

今日も53という数字にパワーをもらって、私はもう少しこの世で生かしてもらおうと思う。

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