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渡部昇一流『四書五経』の解釈 192

😈 何事も準備が大切 (『論語』衛霊公第十五)

🌏 工は其の事をよくせんと欲すれば、必ず先ず其の器を利(と)くす

巧みな仕事をする人は、いい仕事をしようとすれば必ずその道具を鋭くする。

大工などでいい仕事をする人は必ずそのカンナやキリなどの道具をよく研いでいる、ということである。

何事も然るべき準備が必要であるという教えである。


3月6日(水曜日) 曇り 4℃〜9℃


空からの富士山



新しい生活にもようやくリズムが出てきました。
無我夢中で過ごしてきましたが、かえってそれが幸いし、
今頃疲れを感じております。
高齢になると無理は後から出てくると言いますが、
まさにその時なのでしょう。
私は猪突猛進型なので一気に走ります。
だから、変化についていけないところがあります。
が、だからしてその変化のタイミングがよくわかるんです。
この変化に即対応は難しい性質を持っていますが、
時間をかけてじっくり見据えればそれなりの対応はできます。
よく「遅れをとるな」と申しますが、
かけた時間は決して遅れをとるものではありません。
もちろん先駆者の得る利益には程遠いですが、
それなりに社会の流れには対応できていると自負しています。
が、群れるのは好きではありませんので、
その勢いからは当然として距離ができてしまいます。
この性質は昔から変わらないですね。
だから、私は善人ではありません。
かといって悪人でもありません。
ただ、抜け目を常に模索しています。
でも、その抜け目は一つではありませんから、
「抜け目がない」というまでには至りません。
どこかに馬鹿がついているようです。
「全知全能は神のみぞ知る」ということですね。
が、知識というものには大変個差があります。
学校で行われる試験でそれがよくわかると思います。
全科目オール百点の人間はいません。
誰しもが得意とするものが同じなわけではありません。
よく聞くでしょう。「専門馬鹿」と。
では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😄

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