noteをはじめてみることにした

人間は書物のみでは悪魔に、労働のみでは獣になる

徳冨蘆花の名言だそうだ。
なるほどーいいこと言ってんなーと思って出典を探そうとしたら、確認するのはなかなか骨が折れそうだということがわかった。
こういうのを自己満足するまで検証せねば気になってしまう性質ではあるが、今日はただ文章の導入として引用したかっただけなので、孫引きも孫引き、内心「本当に言ったの? いつ? どこで? 本人が残してないかもしれんけど、せめて最初の活字出典はどこ?」と思いながら、徳冨蘆花先生が言ったことにしてはじめさせていただく。

さて、どんな文脈から出てきた言葉なのかの検証は放り投げ、「いいこと言ってんなー」と思った私の所感だけ取り上げる。
私はこれはインプットとアウトプットの関係についての言葉だととらえた。
書物=知識=インプットであり、労働=行動=アウトプットであるという解釈だ。我田引水万歳だが、今の私にはそう刺さる。

私は悪魔になれるほどのインプットもしていないが、アウトプットはそれに輪をかけてしていない。
どちらかといえばインプットする方が気が楽で、アウトプットするほうが苦手なタイプだ。
アウトプットとインプットは車の両輪だと言われる。誰かに説かれなくても、それを実感として感じることは多い。

冒頭に引用した言葉を知ったとき、私は悪魔に憧れながらも、せめて獣にならなければと思った。

…というわけでアウトプットが少しでも上手になればと思って、noteをはじめることにしました。
今日誕生日なのでいいきっかけとします。
人に伝えたいテーマとかは特にないです。少しでも続けばなんでもいいやと言う感じで、好きなようにただぐしゃぐしゃと書いていこうと思っています。
ただ、インプットとアウトプットが上手に回っていない人間の奮闘する姿が残っていけばいいなと思います。

そして手に取る『学びを結果に変えるアウトプット大全』(樺沢紫苑、サンクチュアリ出版)。
浮かび上がる「行動しようと思ってまず本を読みはじめるところが私のダメなところなのでは…?」という疑念。
まあいい。腹をくくり開き直り、欲望のままに本を買う。
本大好き! 買うのも借りるのも好き!(読書は普通。買ったら読まないともったいないから読む)

noteを書こうと思い立ったきっかけもこの本だ。(noteというよりアウトプットの場としての、ブログの有用性について語られている)
ざくっとした感想。面白かった。私に必要な本だと思ったし、今の自分とギャップがありすぎてすぐに行動に移すのは困難なことも多いが、それでも少しずつ取り入れていく価値があると思った。なにより「とりあえずブログとか、なんか、よくわからんけど、そういうやつやろ!」が一番の感想だった。だからやる。
とりあえず書き始める前に、今、直接的な参考になりそうだと思ったところだけざっくり書き出してみた。

・ブログを書くのであれば「1記事30分で書く」
 …もうこの文章を書いている時点で余裕オーバーしている。今日は休暇だから成り立っているが、確かに平日にnoteに使える時間は長くて30分程度。毎日更新するなら時間はこの程度に抑えなければならないだろう。……いや、たぶん毎日upはしないな。てか、現状の能力では難しいだろうな。「本読んだ。わーいたのしー」しか書くことなくなる気がする。でも量を書けたほうが成長できるってのはわかる。
・構成を決めてから書くと文章を書くのが3~4倍速くなる
 …確かに今回は論点ぶれぶれで書き始めたから、どう運んだらいいかわからなくて、手が止まる時間が長かった。P129にある基本パターン、
①序論本論結論
②起承転結
③結論→根拠・理由→まとめ
④イントロ→コンテンツ1、2、3→まとめ

を意識して考えてから書き始めるのがいいのかもしれない。

とりあえず今参考にできそうなのはこの辺だろう。メモをとるとか、書くことがなければ趣味について書く、とかはもとよりそのつもりだったので今は割愛。実名でやるとかの絶対やらねえ案件も割愛。
まとめると、「①構成を決めてから②30分を測りながら書き③毎日更新する」が理想、ということになる。
もうこの時点で全くできる気がしない(とくに30分と毎日更新)が、この三点を理想と考えて書いていこうと思う。
いずれ近づけばよかろうなのです。

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