アマヤドリ

まいご

21:14
ただちょっと書きつけたい、でもあまりそのことに時間を取られたくない、何故なら今は心がじっとしていないからで、けれどもじっとしていないからといってどこかに目線が定まっているわけでもない。
何かを書く「べき」であるような、どうしても何かを言葉にしてしまいたいような、でも文字にしてみると途端にくすぶって焦げ付いてしまう。

外から来る何かに傷つけられるほど初心でもない。
でもなんてことないも

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からだはわたしと一緒だし、一緒じゃない

トモ・コスガさんの書評を読んだ。

(※以下はトモさんの文章やピックアップされている写真を見ながら自分のなかから引っ張り上げたことなので、感想や言及には全然なっていない。すぐ自分の感覚や記憶に呼ばれてしまって、私はきちんと書評とかその文章自体を論じるということがなかなか上手にできない。自分だけの寄り道を広げるだけ。ときどきそういうのが情けなく思うこともあるんだけど(特にアパートメントのような媒体を

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この2日の気温差は20℃もあった

25日、
外に出たとたん肺の中に熱風が押し寄せてきて、冷たい空気を求めて小さくあえぐ。
肺は冷たい空気=新鮮な空気と考えているのか、しつこく何度も深呼吸をしようとするがそのたびに熱い太陽を吸い込むので咳き込みそうになる。
皮膚からも肺からもじっくり焼かれて、もう汗をかかなくなったころのサウナみたいだ。目玉の表面がすぐに乾いてひりひりするので目を閉じてみるが、冷たい闇はおとずれない。

こんなに誰に

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秘密基地、鶏肉、『文盲』

ベッドのマットが壁に立てかけられていて、その裏にできた三角の隙間から男の子が目をきょろきょろさせていた。
運動靴と赤い金魚の主人公と、ニュー・シネマ・パラダイスのトトを同時に思い出す。
男の子は気づいてこちらを見つめたが、私はにやりと目配せするだけで何も言わない。
秘密基地はあまりじろじろ見るべきではない。声をかけるなんてもってのほかだ。
しかしすぐに姉らしき子が建物から走り出てきてマットと同じ模

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この家はすべての窓が東を向いている

この家はすべての窓が東を向いているので、朝方から昼にかけて部屋に直接光が差し込んでくる。
目の前にある高い建物に遮られる時間も長いので、その合間を縫って部屋のどこかに光がたまっているのを見かけるとついそこをずっと眺めたり、指で確かめたり、影をつくってみたりする。
太陽が出ている時間は長いのに、隙間からさしこむ光はじりじりと移動して、すぐに角度を変えてしまう。
カメラを用意している間にいちばん美しか

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Dans le Brouillard 2

26日に LE 100ECS で踊りました。

今回、本番の出来は悪くなかったような気がするのだけれど、反省点は多々…。

久しぶりに舞台をいちから作ってみて改めて思うことだけれど、音楽も自分が思い描くようなものを同時に当ててゆかないと、微妙な時間や密度の操作ができない。
既存の音楽に合わせるようなことをするともたつくし、それだけで独立して成り立つように作られているため、からだを加えようとすると音
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