コンバート(異動)
10月が開始します。どの企業も決算の時期になり、人事異動も多いのではないでしょうか?我々の会社でも本日人事通達が全社配信されていました。
今日はコンバート=ポジション変更=所謂、異動、について書きたいと思います。
他のチームのスタッフの方とお話をさせて頂いていると、「当チームは思い切った選手のコンバートをするよね」と言われることがあります。
思い返すと、確かに我々は他校に比べ、オフェンス/ディフェンス、それぞれのエース級選手をコンバートしていることが多いのかもしれません。
昨年のシーズンでは、新チームのキャプテン、前年までエースとしてチームを引っ張った2選手、のポジション変更をしました。
よく言われるのが、「選手が納得しなくないですか?」ということ。
僕らも未知な取り組みの中で結果は分からないものの、必ず良い成果に繋がるという確信を持って、コンバートを実行しています。
コンバートを上手く行かせるためには、先ず、根本としてチームやスタッフと、選手との深い信頼関係が重要だと思っています。
①方針、期待を明確にし、本人及びチームメンバーにしっかり説明します。
②併せて、本人の適正や成長機会であることを本人としっかり議論します。
③コンバート先のポジションコーチがこれを話すことでピカピカに引き抜くようにしています。
特に中学の経験者は、自分がやりたいポジションを持って入学してくれており、そのポジションでの自信を持ち、希望に満ち溢れていることが多いです。
だからこそ、僕らコーチも本人たちが思っている以上に、選手と向き合い、選手の成長に繋がるキッカケになれるようにしています。
また、そのポジションをやりにきただけでなく、何より、当チームに入り、日本一を目指す過程で多くの事を学んでいく。そんな、我々のチームの文化に共感して入学してくれる学生が多いことも、コンバートを上手く行かせる秘訣なのかもしれません。