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1型糖尿病日記No.745

3月29日
この日は診断されて745日目です。

僕が今住んでいるゲストハウスにはプチ図書館ぐらい本があります。

ふと本棚を見ていると、植松電機 代表取締役の植松努さんの「不安な時代に踏み出すための『だったらこうしてみたら?』」という本を見つけました。

植松さんは、リサイクルという仕事に使われるマグネットという機械を作る傍ら、宇宙開発もされてます。

僕が植松さんを知ったのはYouTubeで講演を視聴した時でした。知らない人には1度見てほしいです。

この本は子供から大人まで、生きていて立ちはだかる壁(問題)を乗り越えるための、植松さんのアドバイスがまとめられています。植松さん自身が幼少期に夢を否定されても諦めず、自分の意志を貫いたからこそ今があるという経験の下、生まれた本です。

僕がこの本いいなと思った部分は、立ちはだかる問題に対して、答えではなく、読者が答えを出すために必要な考え方、例を書いてくれているので、自分の頭で考える仕組みになっていることです。

僕も数年前まで、自分の頭で考えることをせず、なんとなくで物事を選んだり、周囲の意見や一般常識と言われるようなものに従ってきました。義務教育での学びは、次のステップであるより偏差値の高い中学、高校、大学に行くための手段でしかなく、ただひたすらテストや模試でいい点を取るだけになってしまっていたことに気づきました。自分で考えることをしてこずに就職活動の時期になって、自分は何がしたいのか全く分からずとても困りました。だからこの本は素敵だなと思いました。

僕にはこの春から大学生になった弟がいます。仲が良く、僕のことを慕ってくれていると思います。だからこそ僕に「これどうしたらいい?」とよく相談してきます。悪いとは思いませんが、まずは自分の頭で考えてみることは非常に大事だと思っているので、この本をプレゼントしてみようかなと思います笑

絶対読めとは言いません笑 読まなくてもいいです笑 本の読み方は様々ですし。
でも自分を見つめ直すいいきっかけになればうれしいです。


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