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趣味なので。

noteを始めるきっかけをくれた男の子の話。

6月、サークル帰りほとんど話したことのない男の子と隣になった。

初めましてらしい会話の中で

僕、住野よるさんのnoteにコメントするのが趣味なんだ。
絶対に返信してくれるんだよ。

と。

素敵な趣味だね。
本好きなの?私も住野よるさんの本はいくつか読んでるよ。
物語も装丁もいいよね。絵綺麗だし、語りすぎないけど雰囲気は合わせるあの感じすごい好き。

語りすぎないけど、、、
か。その表現いいね。覚えとこう。

覚えるの?

そう。

他には彼の入ってるサークルの話と地元の話、
noteで読んだ本や映画の感想を書いてるよ。年齢と学部書いてあるから住野さんのコメ欄見ればすぐ見つかると思う。
そんな話をした。

帰り道、以前交換していたLINEに着信があった。

『語りすぎないけど、雰囲気は合わせる』

さっきの言葉。
『どうしたのw』
と聞くと、

『忘れないためにです』
『趣味なので』

格言でも忠告でもなんでもない言ってしまえばただの感想。
それを忘れないようにって、しかもそれが趣味ですという人は初めてでした。

素敵な趣味、素敵な感性。
私も心に響く表現を見つけたら忘れないように取っておこう。
そう思いました。


それでふとした時にTwitterに代われる備忘録としてnote始めようかな、なんて思ったのです。

彼のアカウントはnoteを初めてすぐに探したし(ほんとにすぐに見つかりました。)、今も時々見に行っているのですが3ヶ月前のアニメopの記事を最後に更新されてないんですよね。

まあ彼が居ないから時効かな、とこんなことを書いているのですが。

もしまた話す機会があったらnote始めたことを話してみようかな。
なんてね。

note執筆という新しい趣味をくれた彼に心からありがとうですね。

それではみなさん良い夜と、
そして美しい夜明けがありますように。

2023.9.1

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