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映画 宮本から君へ

この間、酒のつまみになる話に
今話題の一ノ瀬ワタルさんが出ていらした。

ネットフリックスのドラマ サンクチュアリ
ご覧になりましたでしょうか?
一ノ瀬さんの怪演でした。

そしてふと、一ノ瀬さんの他の作品はと思ってみると
あー。
「宮本から君へ」だった。
途中までぼんやり覚えていたけど
昨日改めて見てみた。

いやーひどい男の役だった。
ちなみにその時の父親役は
ピエール瀧さん。
そうです。サンクチュアリで
部屋の親方の役。
この2人が揃ってなんかすごい。
ピエールさんも演劇出身ではないけど
厚みがすごい。

サンクチュアリでもそうだけど
お母さんをぼこぼこするシーンとか
これって演技でここまでするって
なんかすごいと思う。

はい!よーい!
で、人ってココまで我を忘れてしまうんだろうか。

一ノ瀬さんはバラエティ番組では
シャイな人の好さそな青年だ。
恋愛するにあたり15万も教材を
買った話なんか聞くと
この先悪い人に騙されないんだろうかと
心配になったほどだ。

その人がですよ。
サンクチュアリといい
宮本から君へといい
本当に相手をぼこぼこにする
シーンを演じている。
そもそも一ノ瀬さんは
元キックボクシングをしていて
特に演技の勉強をしたというわけでもなく
ぶっちゃけ・・エキストラから
本人曰く
スーパーエキストラになって
今日に至るのだそうだ。

が。なんかその入り込みがすごい。

そして、すごいと言ったら
蒼井優さんがもう
めっちゃすごい。

蒼井優さんの
「彼女がその名を知らない鳥たち」
ご存じでしょうか?


パートナー役は
阿部サダヲさんなんだけれども
男性に騙され続けて
身も心もボロボロの彼女を
阿部さんが最後まで守り抜くという
作品で
この作品でも蒼井さんは
色んな男性たちに
ボロボロにされてしまいます。

しかし・・蒼井さんのすごいところは
宮本から君へもそうだったけれども
いわゆる、そんなズタボロの状態であっても
力強く自分を突き通す強さがあるのです。

で、、たぶんそれって
演技とかの問題ではなく
彼女自身が持っている
エネルギーなんだろうなと感じてしまい
あれだけの役をしてみすぼらしく見えないのは
彼女自身が
「けして枯れない花」のような強さを
持ち合わせているに違いないと・・
思うわけです。

もしお時間があったら
この二作品を観比べると良いと思います。

そして両方の作品のパートナー役でもある
池松さんや阿部さんも
全身全霊で彼女を守るわけです。

なんかすごいもの見ちゃったみたいな気になります。

一ノ瀬さんの話から反れてしまいましたが
一ノ瀬さんは間違いなく怪物。

サンクチュアリではピエール瀧さんを
師匠に、宮本からでは父に。
この2人のマッチング最高です。

サンクチュアリも続編ありそうだし。
楽しみにしていよう。

そうそう。
「宮本から君へ」のエンディングで
エレカシの
”Do you remember?”
歌詞 刺さりますね。

今が永遠
春の木漏れ日みたいな
君に包まれていたい・・

そう願っていたけど 叶わなかったけど
きっとそれは次に会う人へのギフト





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