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弐拾dBの夢の話

こんにちは、雨とランプの詩人美容師の大塚です。

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札幌のテンポラリースペース。
川越の斉藤牛蒡店。
西荻窪の最後に笑え。

物語になるお店は全国にいくつもありますが、尾道にある弐拾dB(ニジュウデシベル)もまたその一つだろう。


尾道の23時に弐拾dBはオープンする。
元医院の面影を残し、店内には本が並ぶ。

深夜の本屋。そこで出会う物語や人に心が動く。

私の詩集「航海する雪」をお渡しする。
好きな詩集と言っていただけたことに感謝が溢れる。

詩集の末に住所が載っていることについて語り、最果タヒや中澤系の話が尾道の夜を彩る。

また、行こう。ここは、海や波音、山の香りと同じように必要とする人が拠り所にする場所なのだ。

呼吸が深くなり、夢の中を歩く。波音がする。

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