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4/7京都瓜生山キャンパスのガイダンスに行きました[通信芸大日記2024.4.13]


入学式に行けなかったことに端を発する内省

わたしは元気がありません。

入学式の模様をこの目で見たかったのに、その時その場にいられなかったからです。

わたしは自由に曳かれています。

学校があっても行かないし、

入試があってもすっぽかすし、

そういうことを、やむをえずやっていた時期があり、

今もまだその時期を完全に抜けたとは思っていません。

いつか抜けるのではないのかもしれないと思っています。

だましだまし、

なだめすかして、

工夫して生活をしていくのだと思っています。

うまくいえないのですが、

自由にたしかに惹かれていて、

平日の昼間に、用事を抱えずに並木道を歩くこと、

しなければならないことを、本当にしなければならないわけではないのだと思うこと、

神経を休めること、

そういうことを求めていて、

失いたくなくて、

けれど、

行かなかったりすることは、

完全な意志によるものではないというか。

これは、単なる言い訳に見えるかもしれませんが、

同じ悶々を抱くかたに届くことを希って、

わたしの、世間に受け入れられないありようを、

みんなそろって押し殺しているのかもしれない性質を、

言葉にします。

それは、分かれ道に行き当たるのとはちがいます。

行くも行かぬも選べるのではありません。

行った方がいいと思っているのに行けなかったり、

昨日も明日も行きたく思うのに、
まさにその機に立ち会っている今日に限って、「あっちの方が行きたい」と別のものを思って、
もともと行きたかった方に行く機会をみすみす永久に逃したり、

これはわたしの自己統制が甘いのか、

でも自分を甘やかしているつもりはないので、

世の多くの人がわたしよりストイックなのではないとすると、

こういう人に出会わないということは、

ひとよりこの性質が強いのか。

あまり枠にはめたりレッテルを貼ったりしたくないのですけれど、

ADHDの衝動性なのか。

はるばる京都まで来て、用事に縛られるのがいやだと思いました。

しがらみをほどいて、どこまでもゆきたい。

入学式には行かなかったけれど、

修学旅行を除く初めての京都、

初めての一人旅、

色々なものを見て聞いて、とても楽しかったのです。

その、花が綻ぶような思いの横に、

京都まで行って肝心の用事をし損ねたみじめさがあります。

ガイダンスの感想

けれどガイダンスには行きました。

30分遅れたけれど(ごめんなさい)。

文芸コースのガイダンスに参加された方、

前の扉から入ってきた、青いベストのひとはわたしです。

ガイダンスの内容を少しお伝えしますと、

わたしが入ったときには、「airU学習ガイド」をスクリーンに映して、テキスト科目とスクーリング科目の注意点などをお話しくださっていました。

家を出る前、そわそわして何も手につかず、あわせて3時間以上熱心に(?)読んでいたので、説明をすんなりと理解できました。

通信制だからこういう文字情報を自力で読まなければならないんだと思っていたのですが、

こうして口頭でも説明してくださるのだとほっとしました。

それから、卒業まで学ぶ上での心構えに繋がるようなことを聞くことができました。

  • 読み返し、書き直すこと。

  • 自分の文体を習得すること。

  • 自分の表現であることを誇ること。

  • 読者を尊敬すること。

それぞれ、詳しくは学内で公開される録画をご覧ください。

この note でも、お読みくださるお一人お一人のことを尊敬する気持ちを育んでいきたいです。がんばります。

お話をしてくださった主任の川埼先生は、頭に去来する思考をのがさずに言葉にしていくことができる方なのだと思いました。
2時間ほど同じ教室にいただけですが、主任を務められる方のお人柄に安心しました。

みなさんどんな服装でいらっしゃるのか気になっていましたが、
みなさんの服装から、小学校の授業参観の、保護者が教室の後ろに並んでいた光景を思い出しました。
黒いスーツの方はわずかで、20歳くらい(高校新卒?)の方は黒いスーツを召されていた印象です。

アーティスティックないでたちの方や、
Tシャツの方もお見かけしました。

インスタとか交換する雰囲気にはなりませんでした。
airUコミュニティや今後のスクーリングに期待します。

キャンパスの感想

ガイダンス会場になった「人間館」は明るい建物でした。

白い壁と制作の道具と青い空が見えて、「芸大だ」と、甘く晴れやかな気持ちになりました。

階段の印象が強いです。

人間館前から入学式場までずっと階段で、184段ありました(数えた)。

おわりに

こんな感じですが頑張りつつ楽しみつつやっていきます。ぴーす。


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