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映画『グリーンブック』を観ました。

映画『グリーンブック』を観ました。タイトルの青緑色の車がきれいだったのでなんとなく観はじめたのですが、最期まで集中して観ていられるくらいよかったです。

粗野で無教養と紹介される主人公トニーの言う「この世は複雑だ」という言葉。この世が複雑なことなんて当たり前の言葉なのだけど、映画を通して複雑な世の中を肌で感じた後で聞くと、なんとなく実感を伴いますね。
どうしようもないことが沢山あって、それに抵抗したり、受け入れたりしながら生きていくのですね。

作中に出てくるインテリアや景色、ファッションも全部良くて(60年代って良いですね。)、劇伴も本当に素敵だったので観終わってすぐにサントラを探しました。
(Amazon musicにありました。)
いろんな曲があるけれど、オールディーズやダンスミュージックだった頃の(?)ジャズが好きな人とかは好きそうかな。どうかな。
とにかくかっこいいので、サントラだけでも聴いてみてほしいです。

特に関係はない『喫茶ボンボン』のプリンアラモード。

ちなみに、最後まで観て気がついたのだけど、この映画は実話を元に制作されたものなんですね。
ピアニストのドン・シャーリーが心理学者として研究していた、音楽と少年犯罪との関係も興味深いです。

余談ですが、わたしは邦画よりも洋画をよく観るのですが、日本語吹替よりも字幕派です。
撮影された実際の現場の空気感とか、話す声のニュアンスとかは字幕のほうがわかりやすくて好きです。
臨場感というやつですかね。

おわり

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