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モノのない家

ウチにはあまり、モノがない。
家族3人、2DK。


確かに放っておくとモノは増えるが、年に2回ほど(私が強制的に)断捨離をするので結果的にあまり増えない。増やさない。
私の母親は不要なモノはすぐに捨てる人であった。私もその性質を受け継いだ。大学で上京し、半年後の休みに帰省したら、姉と共有していた子供部屋の中身がごっそり消えていた。それはさすがに「やってくれましたね、母上様。。。」と思ったが5分で立ち直った。姉は、未だに根に持っているかもしれない。笑。この点で、姉、旦那、娘は全員、私とは正反対だ。


「靴下の引き出しを整理したら1日が明るくなる」とか言うけど、ホント、これホントと思う。モノが多いということは、探しものも、失くしものも、考えごとも、選択肢も増え、付随してイライラも増える。整理整頓、大賛成!不要物は断捨離、大賛成!しかし、注意しないといけない。


以前、旦那が30年くらい愛用していたTシャツがビリビリに破けていたので、捨てた。怒られた 笑


思い出があるとか、掃除に使えるとか、ムニャムニャ。似通った理由で娘(10歳)にも2回くらい怒られた。いつも冷静な子だが、さすがに半泣きしながら「次回からは私に事前確認を取ってください」と真っ当な根拠で母を叱責した。うん。悪かった。どうも私にはモノに愛着を持つ能力が欠如しているらしい。


たしかに、モノも、人も、アイデアも、広げた手の上に置いておくだけで、握らないようには心がけている。その方が生きやすいし、それが私なりの優しさだと思っている。しかし、、、、もの捨てに関しては経験から学ぶ子(46歳)なので、最近では事前確認を怠らない。紙1枚でも確認する。旦那の冷ややかな視線を浴びながら、10歳を泣かせて正論で諭されるのは、もうごめんだ。


いちおう、反省はしている。。。

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