ぐらしあすの「白黒模様の鯉」

「躁状態のない双極性障害です」と前主治医

言いえて妙

横でようようと泳ぐ紅白模様の鯉

水面すれすれまでいくが

水面から空気の世界に飛び出せない

獲物には時折ありつく

その食欲と行動は時にぎらつく

時折どこかの川家に流される

水面の向こうから何かが粒を放り込む

白黒の鯉は受動的にそれを口へと運ぶ

勇気をだして川に戻ってみる

川の流れに流され過ぎないバランスを探す

そして、たまたま獲物を捕らえる瞬間は能動的也得

能動的に泳ぐことを忘れないように

ちょくちょく川に向かってヒレをばたつかせる

川の流れに抗って拓こうとする

どっちの川に向かおうか

あっちの川ではなくこっちの川を選ぶ

自ら選ぶ

こっちの川は獲物が少なかった

あっちを選べば良かったとヒレは逆噴射する

そしてあっちの川へ進路を変え

またヒレをバタつかせる

あっちの川に来たものの

獲物がないとまた逆噴射する

水面すれすれのダッチロールを繰り返す

二者択一で間違うのではない

どちらを選んでも逆噴射する

二筋の川をさかのぼれば

再び一筋の川になることをしりつつある

川の交差点に戻るAgain

水面下でタッチアンドゴーに挑んでみる

逆噴射のスイッチは控えめに

垂直尾翼は進む方向を向いている

自動操縦を解除して

あえて手動操縦に挑んでみる

もてる力をゆっくりと加速させよう

白黒模様の鯉はGを忘れていない

まずは水面まで上昇するとした

水面を破れば空気の世界が待っている

そのことをすでに知りつつある

今度は空気の世界で給油したい


ディプレッションまっさかり。ぐらしあすの「こころの声」を中心に、自分が体験したことや、時折感じる何のエビデンスもない、主観の記事も徒然に書いていきたいとおもいます。よろしくおねがいします。