ぐらしあすの「初秋」

比較的温暖なぐらしあす地方も秋の訪れを感じ始めた。
ただ、まだ真夏かと思わせる日もあり、気温の格差は大きい。
夜、網戸にして寝ているとさすがに寒い。
耳をすますと、秋の虫たちの、秋の到来を教えてくれる音色がここちよい。

しかし、ぐらしあすは、毎年この夏から秋にかけての時期に、滑り台をすべるように気分が沈み始める。
相変わらず、頭の芯のあたりに鈍いどんより感があり、活動自体が低調になってくる。季節の変わり目はだれしも体調を崩しやすいが、ぐらしあすの場合は、もう一つ(いや複雑に絡み合っているのかもしれない)理由があるのだと思う。

一つは「さみしさ」。誰かが一緒にいてくれるから解消できるというものではないような気がする。こころ自体が、まさに冬眠を欲するようではあるが、仕事にいかないといけないという義務感とのギャップが大きくなるのも苦しさの要因の一つ。

もう一つは記憶が意識として残っていないが、脳の引き出しの奥の方にしまい込んであった「なにか」がトラウマとまではいかないまでも、そのようなものと、この初秋という時期の接点が、ちょうどこの時期にあるのが苦しさの要因の一つではないかと思う。

このような気分の年内変動は、もう何年も経験して、理屈でわかっていても、何年たってもコントロールが難しい。





ディプレッションまっさかり。ぐらしあすの「こころの声」を中心に、自分が体験したことや、時折感じる何のエビデンスもない、主観の記事も徒然に書いていきたいとおもいます。よろしくおねがいします。