10月16日(日)激団やれたらやるわ『あしたげんきになーれっ！』全16公演 無事終演しました！
観に来てくださった方、応援してくださった方ありがとうございました。

あの時の気持ちが色褪せてしまう前に（既に出遅れ気味💦）noteに備忘録として感想を書いていきたいと思います。
よければ最後までみていってください😊

【2022.10.24までアーカイブ配信見れます！】
三栄町LIVE×ACT公演vol.6
激団やれたらやるわ旗揚げ公演
『あしたげんきになーれっ！』
〈さよならアイドル編〉
作・演出：新明雅巳（劇団青桜)
配信公演

【配信スケジュール】
10月10日(月祝)14:00 B／18:00 A（土谷はこちら）

◾️チケット
配信チケット 3500円[生配信、アーカイブ配信で2週間視聴可能]
チケットの購入、配信の詳細は下記をご覧ください

▷「激団やれたらやるわ」旗揚げ公演に立てたこと

「激団やれたらやるわ」は、以前ACTHOUSEというワークショップで同期だった芥川美織が立ち上げてくれた“激団”です。

ワークショップの卒業公演で『タイムマシンで行けたら行くわ』という作品を6期生で公演していて、その時の絆が激団として続いて行くのは嬉しいし、その旗揚げ公演に立たせて貰えたことは本当に光栄でした。

▷座組について

今回話をいただいた時にまず思ったのは
「この座組に私が入って大丈夫なのか、、、」でした笑

ACTHOUSEの同期がメンバーとしているものの、その中でもお芝居が上手だなと思ってた人達が名前を連ねていたためにビビってたんですねぇ笑

それに加えて今回初めましての方々も本読みの時から魅力的過ぎて「やばい、場違いかもしれない😫」って絶望感すらありました。

でもみんな優しくて暖かくて大好きになりました。

今回、絡みがあるのは雛実役のまいと野口役のヒロくんだけでしたが、上手くいかない時も見捨てずにアドバイスをくれたり出来るまで手伝ってくれたり座組全員と作り上げた絵里さんでした。

絵里さんという役柄と私の性格的にみんなとワイワイとはいきませんでしたが、そんな私も取り残さないような暖かい空気が漂っていました。

この座組にいられたことが幸せで幸せでなりません。

▷福田絵里という役について

今回いただいた絵里さんという役については
初めて脚本を読んだ時はまず「どうしよう」という焦りがありました笑

絵里さんは売春の斡旋をしながら裏社会で生きる40代の女性。もちろん私はそんな経験も知識もなく自分の経験から引っ張ってくることが不可能な状態でした。

それだけじゃなく、まだまだ自分のことだけで手一杯の私が「誰かを想ってリスクを負う」ということの重みを理解するには時間がかかりました。

私たちのパートは稽古場で中々進まない時間が長くて迷惑もたくさん掛けました。

そんな中、まいとヒロくんと設定を考えながら少しずつ作っていきました。
また他のキャストたちからアドバイスをもらい、稽古の最後の方でようやく形になりました。
このキャストたちが1人でもいなかったら舞台に立てていなかったと思います。

私の中での絵里さんは
雛実がいたから生きる意味がようやく持てた人

雛実にとって絵里さんが恩人であるように、雛実がいてくれることによって絵里さん自身が生きる意味を持てるようになった。

それまではいつ誰かが死んでいくか分からない世界で、自分もいつどこで何があるか分からなくて、他の人と壁を作って自分を守るしかできなかった。

踏み入れたくて踏み入れられなくて、雛実が大切だけどそれを認めたくはなくて…
そんな葛藤に雛実の勇気が終止符を打ってくれました。

雛実の背中を押すことによって、絵里さんもようやく前に進めたんですよね。
最後の台詞「せいぜい頑張って、応援してるから」には精一杯の強がりと雛実へのありがとうの気持ちをたくさん込めました。雛実にもみなさんにも届いていたならよかったです。

▷アンケートが励みになった話

劇場にアンケート用紙があって公演後にみなさんが感想を書いてくださったのですが、それには今回たくさんの力をいただきました。

稽古中は「私の芝居が客席にちゃんと届くのだろうか」って不安に思う瞬間があったのですが、アンケートに本当にたくさんの方が感想を書いてくださって、それがあったからこそがんばれました。

「明日からもがんばろうって思えました。」って言葉もいただきましたが、活力をいただいたのはこちらでした。
感想全部読ませていただきました。

稽古してる最中は目の前のことに必死なあまり、何で自分が役者をやりたかったのかを忘れてしまうことがあるんですが、「誰かの心を揺さぶる作品を届けたい」という本来の目的を思い出しました。本当に本当にありがとうございました🙏

今回心の底から人の心に残るお芝居がしたいと思うようになりました。

楽しいだけじゃ嫌で、自己満足じゃやってる意味なんてなくて、1人でも誰かの心を揺さぶっていけるようなそんな瞬間をつくっていきたい。

目の前にいるお客様の瞳が揺れた時感じたやりがいをこれからも感じていきたいのです。

本格的に活動し始めてからまだまだ3本。役者として全然それができる技量には達してないけれどこれからも頑張って頑張って1人でも多くの人に届けられるように努力していこうと思います。

激団やれたらやるわと土谷彩実の今後を見守っていただけると嬉しいです。

最後になりましたが、今回観劇してくださった方々並びに応援してくださった方々
そしてこのnoteを見てくださった方にも感謝を伝えて終わろうと思います。
ありがとうございました！！

やたら楽しそうな人達笑