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「3:転職活動編」-25歳、キャリア迷子から抜け出したくて自分と向き合った話

前回の続き

「転職活動編」

休職から2ヶ月、就労意欲を取り戻す

今後のキャリアのことを真剣に考えられるようになったのは2ヶ月過ぎた頃だった。

それまでは、考えようとすると嫌な思い出やダメな自分を思い出してしまって辛かった。できない自分にばかり目がいって未来に希望を持てなかった。

でも、十分に休息を取って、2ヶ月経ったころには、働きたい!という意欲が湧いてきた。社会活動に参加したい、なにか役に立つ人間であることを証明したい、もらうばっかじゃいかん、そんな気持ちになってきた。

転職エージェントに登録してみた

ひとまずスカウトサイトと、エージェントに何個か登録してみて、初回面談を予約する。

今すぐ転職したい!というよりは、一度社外の人にフラットにキャリアの相談をしたい気持ちが強く、その上で現職に留まるか、転職するか決めたかった。(今思えば、転職サービスなんだからそりゃ転職を勧めるでしょ、と思うんだけど笑)

ただ、結果的にはさらに自信喪失した。

エージェントには3社登録したものの、こちらが求めているホスピタリティではキャリアの相談には乗ってもらえず、3社ともから、ひたすら求人を100件くらいドバッと送ってこられた。

中には勤めている会社の求人を送ってきたアドバイザーもいた(^_^;) 登録したのが大手エージェントのみだったから、ってもの原因だと思うけど。

その中からとりあえず嫌じゃないかも、という求人に応募してみて、書類通過したら1次面接、という流れ。

とはいえ、自分の転職軸も定まっていない、本当に転職したいのかどうかもわからない状態で、毎日のように求人確認と日程調整の催促をされて、返信もままならないうちに未読メールがパンパン。少し嫌気がさしてしまった。的外れなスカウトメールも1日100件以上届いた。

そしていざ面接に行っても、もちろん軸が定まっていないのでハリボテ的な回答しかできず、玉砕。休職したという事実もかなりハンデだった。

「どうして休職したんですか?」
「次同じような状況になったらどうしますか?」

そんな質問の裏に秘められた、"またダメになるんじゃないの?"という面接官の目が怖かった。(そんなんこっちが一番恐れてることだっつーの☹️というお気持ち)

でも反論できるほど自己分析できていなかったのも事実。どんなキャリアパスを描きたいのか?私にとっての幸せ、充実とは?それを自分で理解していないと、自分を売り込むこともできないし、納得してキャリアの選択をすることは難しいと痛感した。

そう思って徹底的に自己分析することにした。


次回、「自己分析編」に続く...

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