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「学校行きたくない」と言われた時

我が家の長男と次男は、
たまに学校に行きたくない時期がやってくる。


私も子どもの頃、「学校すごい楽しい!!」と思ってた訳じゃないので
気持ちは分かる。


つい先日も、小学校3年生の次男がなかなか起きて来ず、
様子を見にいくと

「お腹と頭と喉が痛い」

とのこと。



言いたいことや思うことは沢山あるが、
気をつけていることは

親の気持ちは一旦横に置いておくこと。



「お腹のどの辺が痛いの?うんちは出てる?」
「脱水で頭が痛くなることもあるから、お水飲もうか?」
「ちょっと、熱測ってみて?」


と言った感じに 
1つ1つ、問題と向き合っていく。


そうしてるうちに、子どもも
「大切にしてもらえてる」
と、安心していく。


この日は
「体調が良くなったら遅刻して行きます」
と、学校に連絡をして
次男と話をすることにした。


少し前からちょこちょこと
「学校行きたくないなー」と
口にすることがあったからだ。



「何か、学校でイヤなことあるの?」

と聞いたら

「先生が怒るのが怖い」

と答えた。




次男自身は怒られたことはないそうなのだが、
他の子が怒られてるのが
怖いそうだ。



長男も小2の時に同じことを言っていて、
学校に相談したところ、
実際、そう思う子は結構いるとのことだった。



2人とも、幼稚園からずっと女性の先生が担任の日々を過ごしていて、
初めて男性の先生が担任になった
タイミングだった。



旦那が声を荒げる人ではないので
そもそも怒っている大人の男の人を
見た経験も少ないのだ。


それは怖いよなーと
純粋に思う。



「次男が怖いと思ってること、
先生は知らないかもしれないよね?」


「怒るのが怖いって、先生に言ってみたら?」
と言ったら

意外にも次男は
「そうだね」
と答えた。


私は内心
「おぉ。」
と思ったが口にはせず、


「自分で先生に言えるの?」
と聞くと

「うん」
と。



「もう少し小さい声にして、とか
怒るときは廊下で怒って、とか、
言おうかな」
と。


なんて頼もしい。




自分が動いたら現実が変わるってこと
体感して欲しかったので
嬉しかった。



その日は結局遅刻して学校に行って、

その日のうちに
先生に怖いと思ってることを
伝えたらしい。


すごいぞ、次男。



先生はそれを聞いて
「もう少し小さな声にするね」と
言ってくれたらしい。



もし先生がイヤな気持ちに
なったようだったらフォローの連絡をしようと
思っていたが、
微笑んでくれていたらしいので
まぁ大丈夫かな。



ただ、3年生は結構難しい年齢らしく、
毎年毎年、
先生方は大変なようだ。


すでに次男の担任とは懇談会で
顔を合わせていたり

学校側の考えも、
長男の時からの対応などで
信頼していたので

今回は次男の背中を押すことができた。



モンスターペアレントという言葉が出て来てから
保護者側も
「こんなこと言ったら、モンスターペアレントって思われちゃうかも」
という不安を持っているように感じるが、

根本に学校や先生に対する尊敬の気持ちを持っていたら
大丈夫なんじゃないかと思う。


きっと伝わるし、
学校側に押し付けるのではなく、
一緒に、
子どもにとっても
先生にとっても良い環境を
作っていけたら良いのではないかなーと、思う。





ちなみに、この日は落ち着いて対応できたが
「えー!また休むのぉ??」
とか言っちゃう日も
全然あります。笑



母も自分のことを大切にしていないと
余裕なんて持てないんですよね。


そんな日の話は
またいつか。














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