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アジアのファッションが今熱い!注目すべきブランド7選

近年アジアでは、独自の感性を貫く個性的なデザイナーズブランドがたくさん生まれています。

今回は、本メディア編集長でもあり、中国&韓国トレンドライターとしても活動するAMOが、今注目すべきホットなアジア発のファッションブランドをご紹介!

1.SHUSHU TONG(シュシュトン)

まず最初にご紹介するのは、中国上海を拠点とする「SHUSHU TONG」です。こちらは、90年代生まれの男女2人組デザイナー、雷留樹(SHU)と蒋雨桐(TONG)によるブランドで、2人がロンドン・カレッジ・オブ・ファッション大学院在学中の2015年に立ち上げられました。(写真左から蒋雨桐、雷留樹)

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画像出典:https://kuaibao.qq.com/s/20191019A0LFAL00?refer=spider

ブランドの特徴は、フリルやパフスリーブ、リボン、花柄などガーリーなデザインとロンドン仕込みのテーラリングを活用した立体的なフォルム

ファンシーで甘いムードが漂う中にも、ダークさやミステリアスさが見え隠れる”スイート✖アバンギャルド”な世界観が、天使と悪魔が混在する女性の二面性を表現。

若い世代からミセス層までに人気があり、ファッション業界人にも一目置かれている存在です。

2.DANHA(ダナ)

次にご紹介するのは、韓国の伝統衣装「韓服(ハンボク)」に着想を得たブランド「DANHA」です。

2020年に韓国の人気ガールズグループBLACKPINKがリリース曲「How You Like That」MVやステージで着用したことで話題になりました。

デザイナーであるキム・ダナ氏は、ブランド創立に至るまで韓国宮中服飾研究院で韓服の歴史を学び、名門「成均館大学」の大学院で衣装学を学んだそうです。彼女の「誰もが韓服を日常的着られるよう改善したい」という想いから「DANHA」は生まれました。

そんな彼女の想いもあり、「DANHA」が展開するアイテムは現代のトレンドを韓服のシルエットに落とし込んだデザインが特徴的。

韓服が持つ直線的な上着曲線的なスカートのシルエットをそのまま生かし、カラー・柄・デティールの部分には現代的な要素が散りばめられています。

伝統衣装の荘厳な美しさがありながらも、堅苦しくなく洗練された印象があるところが魅力的なブランドです。

3.RIU&VIU(リウアンドビュー)

韓国発の新進気鋭なフットウェアブランド「RIU&VIU」。こちらも先ほど紹介した「DANHA」と同じく伝統衣装に着想を得ています。

韓服靴の孤を描いたユニークなシルエットを活かしつつ、テキスタイルはエナメルやグリッター、メタリック、ファーなど現代のトレンドを採用したデザインがお洒落です。

まだ韓国内でも広く知られていないブランドなので、一足先にチェックしてみてください♪

4.Matter Matters(マッタ―マッターズ)

「Matter Matters」は2012年にイギリス・ロンドンでスタートし、香港に拠点を置くブランドです。
特徴である、幾何学図形をモチーフにした形とシンプルな色使いを基調としたデザインは、アールデコやバウハウスなどからインスパイアされています。
1番アイコニックなアイテムは、レゴブロックのようなバッグ。

その他にアクセサリーやインテリアなども展開しています。

グラフィックアートを彷彿させるプレイフルなデザインが海外のクリエイターやファッションインスタグラマーに人気で、VOGUEやWWDでも取り上げられています。

5.RUI ZHOU(ルイ・チョウ)

「RUI ZHOU」は2019年にスタートした新進気鋭の中国発ブランドです。

デザイナーである周睿(チョウ・ルイ)は、NYの有名校「パーソンズ・スクール・オブ・デザイン」の卒業生。

彼女はデザインの勉強をしていく中で、特にファッションを通して人体を表現することを熱心に研究していたそうです。その中でも、特に人間の肌が持つ魅力に引き込まれ、”第二の肌”となるような洋服を作ることに。そうして辿り着いたのが「RUI ZHOU」の代表的なルックである、カットアウトデザインのボディストッキングです。

韓国の人気女性アーティスト、ヒョナやBLACKPINKリサらが身に着けたことで話題になりました。

大胆且つ前衛的なデザインなので、日常的に取り入れるには難易度が高そうですが、一度見たら忘れられない強烈なインパクトとアート性は◎

近年見かけるブランドの中でも独自性が飛び抜けている印象があります。

6.EENK(インク)

韓国のファッション感度が高いの女性に人気があるブランド「EENK」。クラシカルでありながらモダンな雰囲気も兼ね備えたデザインが特徴です。

上品で洗練されていながらも、デティールに遊び心が散りばめられているところがモード女子のハートを鷲掴みに。

デザイナーのイ・ヘミ氏は、デザイナーとして多種多様なキャリアを持っており、レディース、メンズ、キッズ、アクセサリーなどのデザインを手掛けてきたそうです。

遊び心がありつつも品格を損なわず、尚且つラフに着られるデザインは、イ・へミ氏のデザイナーとしての幅広い経験が反映されているのではないかと思います。

7.MOTO GUO(モト・ゴー)

前編で最後にご紹介するのは、マレーシア発のユニセックスブランド「MOTO GUO」です。

2015年に、デザイナーの Moto Guo(モト・ゴー)とKinder Eng(キンダー・エング)によりスタートし、翌年の2016年にはLVMH PLIZEのショートリストに選出され、ヨーロッパやアジアで多くのショーを行った勢いのあるブランドです。

Moto Guoは、彼自身の性格やマインドをデザインで表現しており、そのせいもあってか「MOTO GUO」が展開するアイテムは、まるで人間のコロコロ変わる感情のような多面性に溢れた魅力があります。

アーガイルやチェック、ストライプなどを取り入れた60sレトロ&ポップなデザインと、どこか漂うユーモア感がこのブランドの特徴だと思います。

まとめ

いかがでしたか?近年は常識に囚われない革新的なデザインを展開するアジアのブランドをたくさん見かけます。本メディアでは、そんなユニークで勢いあるブランドを続々とご紹介していきたいと思います!




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