【周りの人】サチさん
なりたい憧れの女性
サチさんは、今、70歳くらいだろうか。
初めて出会ったのは、今から20年前頃。
家族ぐるみの出会いであった。
着飾らない素朴さの中に、本物の美しさと品のある素敵な方で、一瞬でファンになった。
心の美しさが溢れんばかりに漂っていて、本当に大好きだ。
お手本にしたいところ
人・物・コトを大切にするところ
どんな人でもとても真摯に丁寧に接される。
そして、いいものを長年大切に使われている。
こちらの思いに対しても、蔑ろにせず、気持ちを丁寧に伝えてくださる。
贈り物を頂いた時も、一筆お手紙を添えられるなど相手を大切に思う気持ちが素敵だ。
美味しい料理を楽しく味わうところ
どんな食材も、丁寧に料理をし、美味しく仕上げられる。
例えば、何気なくもらった小さな里芋でも、サチさんの手にかかれば、ホクホク里芋の白みその美味しい味噌汁に早変わり。
贅沢なご飯でなくとも、丁寧にこしらえて、味わって、美味しく頂く。
盛り付けもきれいで、食器も料理に合わせて選ばれるセンスが光る。
料理を盛り付けた時の、食器の余白の美しさはサチさんから学んだ。
命を大切に頂かれていることが良く分かる。
どんな環境でも、楽しむところ
サチさんはお医者さんの奥さんで専業主婦だ。
ご両親も医者でお子さんも医者だ。
サチさんと話した中で、とても印象的だった言葉がある。
サチさん:「家の中にいるからと言って社会のことが何も分からないということにはならないようにしているのよ。いつでも、今すぐにでも社会に出なくちゃならなくなったら、すぐにでも出て行けるようにね。」
実際に、サチさんは、何も考えずに働いてきた私よりも、ずっとマネジメント力・コミュニケーション能力・分析力がすごい。
今、置かれた場所で、キラキラと輝かれている。
そして、大変なことでも楽しんで能動的に処理されていると感じる。
チャーミングなサチさんと話しているだけで、もう本当に楽しくなる。
自分の許容度を広げるところ
サチさんのご主人は、素敵な方で、曲者だ。
そんなご主人とどのように歩幅を合わせてこられたのかと聞いたことがある。
サチさん:「すぐには合わせられなくても、少しずつ、少しずつ私の幅を広げてきたのよ。」
いろいろなエピソードと共に、自分の許容度を広げて、受け入れる範囲を広くしてきたと教えてくれた。
そして、それを楽しんでこられたのだと良く分かった。
広大な大地のような、優しさと強さを感じるのはそのせいだろう。
これから年を重ねる上で
女性2022で憧れる方は、後にも先にもサチさんが一番だ。
女性は感情の駆け引きを感じてしまうと苦手に感じてしまう。
サチさんに感情を感じるときは、慈悲深いところと、天真爛漫な子どものようなワクワク感で、とても心地よい交流をされている。
それでいて、芯の強さを感じている。
サチさんのような、素敵な女性になれるよう大切に生きていきたい。
住んでいるところも遠いのでなかなかお会いできないが、いつかきっとお会いしてお話しできたら嬉しいと思う。
2022.2.19
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