見出し画像

振り返り④

21年勤めた会社を卒業後、畑違いの業界で「庶務メイン&秘書アシスタント」の仕事ということで派遣されていったものの 結局「これって秘書業務と変わらなくない?」という状況に次の3ヶ月の更新で勤務終了とさせてもらうことに

「辞め方か肝心」と姉に見せられたロンダ・バーンの「ザ・シークレット」をとっかかりに「引き寄せの法則」「宇宙理論」などに興味をもちはじめて、色々と実践していく中で「あぁ、これって本当なんだ」と実感する出来事が大なり小なり日々起こる

そのうち、「実感」から「確信」へと変わっていって・・・


☆後任が決まって引き継ぎ開始するも


初めてのことだらけの「庶務業務」、専任秘書ではないと言うだけでやっていることは「ほぼ秘書」という役員のスケジュール調整や出張手配、さらには「役員研修の手配」という「最大の難関」も乗り越えた

「気分よく過ごす」「大変な事があっても“乗り切ったら”ご褒美がある」という2つのキーワードを心の支えに退職に向けて準備を進める

有給休暇が20日残っていたのを少しづつ消化していたが、他の秘書3人との兼ね合いも見ながらなので思うように消化は進まず、自分の後任が決まったのが最後の1ヶ月を切ってからで数日捨てることになった

それでもよかった

自分の都合で半年で去るわけで、「飛ぶ鳥跡を濁さず」
ちゃんと引き継ぎはしていきたいから

だけど引き継ぎの最中に後任から「派遣会社から聞いていた内容と違うので、一旦引き継ぎは受けますが辞めます」と告白される・・・

有給休暇を数日捨ててもいいから引き継ぎをちゃんとして辞めようと思ったのに、引き継いだ後任が私の退職後すぐに退職なんて・・・とちょっと凹んだが
後任がすぐ辞めようが辞めなかろうが、とにかく「引き継ぐ」ことに専念する

☆円満退社


私としてはできることは全部やって最終日を迎えることになった

私の退職については、会長・社長、所属担当、人事総務は1ヶ月より前から知っていたが、他の人については個人的に親しい人から徐々に知るところとなった
社内に周知されたのは辞める2日前くらいだったかな 社内ALLメールで退職挨拶を送ったのは当日の午後だったので結構驚かれた

仲良くしてくださった方に加えて予想もしていなかったような方たちから送別の品をいただいたり、惜しむ声・メールをいただいたり、社長秘書からは「(好きなことをするために辞めるから)ないと思うけど、もしまたうちの会社で働きたいと思うことがあったら社長に掛け合うから言ってくださいね」とまで言ってもらえた

「業務内容」が「希望」と違っただけで「できない業務」ではなかったし、人間関係が良かっただけに、早期に退職となったことが申し訳なくも思えるほどに「円満退社」だったと自分は信じている

☆退職後は二足のわらじ生活に?


退職後、田舎へ帰省してゆっくり過ごした

GW明けに帰京したら姉の営む飲食店の手伝いと同時に、彼女の仕事の関係先からの希望で週3で勤務することになって「二足のわらじ生活」となった

姉の飲食店の手伝いは、6月下旬に大阪の百貨店である催事出店準備と開催期間中の店頭スタッフだったので、まずは姉が多忙で手が回らない百貨店とのやり取り、提出すべき書類の準備などなど 途中まで姉が対応していたものをそっくり「丸投げ」される(笑 

2人姉妹の姉と私はタイプが全然違っていて「ざっくりタイプ」の姉と「きっちりタイプ」の私なので、引き継がれてびっくり

え?これ報告期限過ぎてますけど?
○〇の書類がいるってよ?
あれはどうなってる?これはどうしたの?

という状態で流石の私も「0地点」にいることが難しくなる

私の一存では決められないことも少なからずあるので、姉に確認連絡入れても返事が来なかったり、きても的外れな回答だったり、彼女の解釈が違っていて用意しなくてはならないものが用意できていないとか「イライラ」することが増えていく

百貨店とのやり取りとは別に催事の店頭で使うデザイン系の小物は私の担当なので、デザイン案を出して確認して作成しての繰り返しの日々 作ったものを掲示するのに使う小物の買い出しなども1人でやっていた

その上、週3で姉の仕事関係先に勤務なんて無理じゃない?と思いつつも、引き受けてしまったので乗り換え2回片道1時間ちょっとの通勤もしていたので心身ともに疲れ始める

☆週3勤務ですよね?


週3で事務的な仕事と聞いて引き受けたのに、勤務し始めるとおかしな方向に

私の勤務初日にその組織の社長が辞意を表明する(私に声をかけてきたのは社長の上の代表)

社長が抱えていた業務が結構あって、その大半が「どのように処理していたか」が不透明だった もちろん引き継ぎはしていくのだろうけど、社長の抱えていた業務をどう分担するか、後任社長をどうするかなど社内がてんやわんやに

単なる「事務仕事」と思って来たのに、代表が「会社のマネージメント的なことを担ってもらいたい」と言い出す

え?週3勤務だから引き受けたし、そもそも「会社のマネージメント」をやったこともないのに?と思ったのだが、私が21年勤めた会社が「誰もが知る大企業」で、派遣とはいえそこで秘書をして来たのだからできるでしょ?ということらしい・・・

話が飛躍し過ぎてない?

とりあえず、現任社長が退職後に一度全部の業務を洗い出して分担当決めるという事だったので、それまでは大した事務作業もなかった 姉の仕事関係先ということもあって、手の空いている時は催事準備をしていてもいいと言われていたのでお言葉に甘えて催事準備をちょこちょこと進めていたが、催事準備が思いのほか大変で催事が終わるタイミングと現任社長が辞めるタイミングがかぶっていたので、週3勤務はお休みさせてもらうこととなった

☆いざ大阪へ!


「イライラ」を募らせつつ、催事前日の朝まで睡眠不足になりながらなんとか準備を終わらせた

開催前日は昼前に大阪入りして百貨店出向き、与えられたスペースを自店舗仕様にセッティングする必要があったので前日の朝に新幹線に乗った その新幹線の時間が唯一ホッとする時間だった(準備を終えたということへの安心感)

催事場に到着すると先に配送しておいたPOPやら商品、実演販売の食材などが続々ブースに運ばれてくるものを、片っ端から所定の場所に配置していき本番前日はどこの店舗よりもスムーズに準備を終えることができたので1週間寝泊まりする宿泊先近くの居酒屋で姉とスタッフ1名と私の3人で気合いの乾杯を挙げた







この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?