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休まることなく続く日々

夫の脳腫瘍(正確には前頭洞腫瘍)の手術、無事終わった。
なんと、予想されていた半分以下の時間で。
今はそこから一夜明けて。朝昼過ぎて翌日の夕刻。

今の瞬間まで病院からは何の連絡もないから、無事だということなのだろう。
付き添いも面会もできないけれど、彼は今、ICUで懸命に術後の痛み、苦痛と闘っている。
どうか少しでも痛みが少なくなるように。
どうか少しでも早く回復できますように。

そして沢山の友人知人の温かい思いを頂き、本当に嬉しく心強かった。

きっとそのおかげだと思う。

夜が明けても緊急連絡は入らなかったので、3日ぶりに自宅に戻った。考えてみたら手術前日から私もほとんど寝ていない。

二世帯住宅の1階に1人で住んでいる義母は、事前に今回の「夫入院期間プロジェクト」として打ち合わせしていた、
素晴らしいケアマネさんが送り出しや付き添いをしてくださったおかげで
今日は嫌がらずにデイサービスに行ってくれたようだ。


当初15〜18時間かかると言われた夫の手術は、手術前日に主治医や担当医チームとの面談に出席させてもらった時は、12時間と言われ、輸血の用意もしているとのことだった。

なにしろ、前例のない希少な症例なので、脳の中を開けて見てみないとわからないことがたくさんあり、中でもリスクは、右目と腫瘍の癒着、および嗅覚神経と。嗅覚に関しては、最初の診断の時から5分5分と言われていた。

でも危惧していたよりも腫瘍が浅かったそうで、目との癒着もなく、嗅覚も問題なく大丈夫です、と。

あああああ、よかったーーーーー

と思ったのも束の間、やはり脳をあけているので、術後の痛みは半端じゃないらしい。経験者の人たちも医師にもそう言われた。大の大人の男性が声をあげて夜通し痛みを訴え続けることもあると。

ヒーラーのお友達などに引き続きの遠隔をお願いしてはあるものの、やはりそれが一番、私も辛いところだ。

今この瞬間も、ICUのベッドの上でチューブだらけで身動きもできないまま
痛みを感じ続けている夫が、どうか少しでも今日の夜は眠れますように。
彼がそんな苦痛を感じなくちゃいけない理由なんかないよ。本当に純粋で本当に素晴らしい人なんだよ。どうか早く痛みが引いて少しでも早く回復に向かいますように。


今日は書きたいことが色々ある、と書きかけていたら、デイサービスから義母が帰ってきた。そしてケアマネさんから、「おかあさま、今日オネショされてました」と。

見に行くと、ケアマネさんが布団をあげて、シーツなどをはずしてくれていたけど、もうびっしょり。以前にもやっているので、オネショ用の紙のシーツは敷いてあるけど、それを超えてぐっしょり広範囲に濡れてしまってる(泣
1回分なんだろうか、これ。

とりあえずもう夕方だし、義母の家の洗濯機は古い二層式で私には使えないのですべてを2階に持っていき、乾燥コースまでセットして洗濯。

そしてその間に、私のモンスター実母が、狂ったように電話してくる。出れないと5分以内にかけ続けてくる。一回話しても、そのことを忘れてまた電話してくる。

なんと実母は、手術前日の夫の携帯にも何回もかけてきたそうで、前日最後に会った時、「悪いけど着信拒否にさせてもらったよ」、と言っていた。当たり前だーー!!

さらに義母のケアマネさんから、「映子さんのお母様から何回かこちらにお電話かかってきましたよ」と報告が!
「娘から連絡がないのですが」と・・・・夫の実家の認知症の一人暮らしの義母のところに・・・・しかも、私は何度も実母と電話で話しているのに・・・

実母のケアマネさんからは、あまりにも母のその電話攻撃が多方面にわたって続いているので、早急に2週間くらいショートサービスに行ってもらったらどうかと提案して頂き、すぐにでもそうしてもらいたいのだけど、なんと、亡くなった実父の年金や預金の手続き中で、「字がかけるのであれば実母本人の署名で委任状を書くように」言われているものがたくさんあって、今すぐには無理だ〜〜(泣。

あああ、夫の手術関連のことをゆっくり振り返って書こうと思ったのに、
最後はこんな内容になってしまった。

でもこれが現実。そして困った!とは思っているけれど、これが私が今、
洗濯、じゃない、実際に洗濯機も今、回っているが、そうじゃなくて、洗濯、じゃなくて《選択》していることだという自覚と共に、今の私の人生の状況の記録とする。

明日は少し落ち着いて書けるといいな〜



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