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ボケ写真の快楽

ストレートフォトグラフィーも素敵だが、やはりボケ写真がすきだ。まあ、それも機材次第で使い分ける。

ボケなら大口径レンズがよい。一時、「ボケパノ」という技法に凝ったこともあったが今はほとんどやらない。簡単に言えば小さなセンサー、たとえば35ミリ判(いわゆるフルサイズ)で中判さらには大判なみのボケを実現しようという試みだ。いちど紹介したのでここでは述べない。

大口径レンズといっても使いやすい大きさと重さからやはり50mmがいいだろう。今回はCanon L39マウントのF1.2をLMM246に装着してもちだした。

オールドレンズによくある性能のわるさだが、しかしそれこそ「味がある」のだから気にしない。

ところでCanonは「観音」に由来するので正しくは「カノン」と発音すべきだろう。米国田舎風の「キャノン」というのは聞き苦しいが今やそれが普通になってしまった。じゃあ、Cameraも米国式に「キャメラ」と発音すればいいのにこっちは「カメラ」である。日本人はそのあたり実に曖昧でいい加減である。まあ、それがいいところでもある。

Nikonもあっちでは「ナイコン」と発音するらしいが、こっちはまだそれほど普及していない。ところがNikon自身がCMで「ナイコン」とやったことがあった。やれやれ、である。


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