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EOS R6の解像感

すでに後継機R6IIがでているカメラのレヴューをいまさらしたいわけではありません。2年前の購入以来あまりもちだすことなく今にいたり、今回1週間の南イタリア休暇旅行にあたりじっくり使い込んでその真価を知りたい思った、その結果、思いがけずその解像感と立体感にちょっと吃驚しそしてこのカメラを見直しもしたのでした。

なお、携帯したレンズはRF35mm F1.8 MACRO IS STMの一本のみでした。

発売時に約20メガピクセルという今や低画素に分類されるセンサーが物議をかもしたカメラです。キャノンもMKTGがいまいちで、これはフラッグシップ一眼レフ機と同じセンサーであり高感度と動体撮影性能に秀でるということを強調するのが不足でした。

ソレント駅前

しかし高感度が必要な夜スナップや室内撮影や動体撮影をする機会がそう多くないわたしめにはまさに宝の持ち腐れなのでありました凹凸

今回の旅行で見直した最大の点は低画素なのに高解像感だということでした。

これは帰宅してPCモニター上で見てきづいたことで撮影中のカメラのモニターではわかりませんでした。

多くのレヴュアーがご指摘のようにA3ほどに印刷したり、またはトリミングしても20MP画素で十分なことは承知していましたが、今回実際にある量の撮影をしてみて実感しました。解像感(解像度ではない)はしっかりあり、立体感もよくでているのです。

船上から見たPositanoの街

PCモニター上で等倍拡大するとさすがに細部のシャープさに欠けますが、写真としては十分な解像感があり、画面ではかさなりあう家や教会の微妙な角度のズレや立体感もよく表出されているなと感じました。

以前高画素機であるソニーα7RIIを使用していたころは風景写真はよく撮りましたが、それを手放してR6を入手してからはボケ写真やお散歩写真が主でこんな風景は撮ろうとは思わなかったのです。

しかしこれなら風景写真でも大丈夫ではないでしょうか?

一週間滞在したVico Equenseの街の夕暮れ

一方高感度性能では低画素センサーは一ピクセルがより多くの光を取りこめるので有利であるのは自明のことです。そしてノイズも出にくい。よるスナップで困るのはノイズを修正すると解像感が失われることです。

R6ではISO2000程度ならほとんどノイズはでずクリアーな解像感が得られました。

Napoliの海岸から望むベスビオ山

今回は解像感から見たR6の見直しでした。以上になります♪





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