独りの時間が好き。
いつからだろう。
人との関わりが面倒になったのは。
20代の頃は接客業、営業職とか人と関わる仕事をメインにしていた。
仕事で多くの人と関わるせいか、次第に休日は一人で過ごす事の方が多くなっていった。
休みの日は人に会いたくない。
いつの間にかそんな性格になっていた。
今はクリエイター職。仕事で人と接することはほとんどない。
他人から見たら孤独だねって言われるかもしれない。この歳で彼女もいない。
でも、別に僕は自分を不幸とは思わない。
少なくとも昔よりは、遥かにストレスも少なく幸せかもしれない。
彼女がいなくても、別にSEXなら風俗嬢といつでも出来る。オナニーなどしなくても、金さえあれば、いつでもやれる。
お気に入りの風俗嬢はいつも追加料金なしで、本番SEXをさせてくれる。
他人と一緒に住みたいとも思わない。
そんな環境のせいで、独りで過ごすのが当たり前になっていた。
このままでは駄目だと、自分を変えようとも思ったが、無理に変えようと、興味のない人に関わった結果痛い目を見たりもした。
やはり、他人に興味を持つことは難しい。
心が腐ってると年長者に言われたら、ははは、そうですねとヘラヘラする他ない。
興味がないものはないのだから仕方がないではないか。
どこかで人が死のうが、僕には関係がないし、反対に僕が死のうが誰も興味はないはずだ。
それが人の心理だというのに、他人に興味を持ってという、厚かましい人間が多い。
興味のない人間に関わってる暇があれば、自分を高めることに時間を割いた方がマシだ。
この世は残酷なのだよ。
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