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【鳥取編】7th Global Moon Village Workshop & Symposium👨‍🚀 in倉敷&鳥取 【イベントレポート】

岡山県倉敷市と鳥取県鳥取市からこんにちは!amulapo(アミュラポ)です!

月への移住を考える国際会議「7th Global Moon Village Workshop & Symposium」に参加してきたので、その様子をまとめてみました🌕
2023年12月6〜10日の5日間、世界の学生や研究者が倉敷と鳥取に集まる中、amulapoでは運営サポートや、砂丘にて月面宇宙飛行士体験を実施しました!
今回は12月10日に実施された鳥取県鳥取市のレポートをお送りします!

倉敷編はこちら


7th Global Moon Village Workshop & Symposiumとは?

「7th Global Moon Village Workshop & Symposium」はオーストリアに事務局を置くNGO組織 ムーンビレッジ・アソシエーション(MVA)が毎年開催している、月への移住について話し合う国際会議。
今年で第7回目の開催を迎え、前年のロサンゼルス開催から引き継ぎ、日本の岡山県倉敷市と鳥取県鳥取市での開催となりました。NASAやJAXA、ヨーロッパなど世界中から100名以上の学生や研究者・企業関係者が集まり、月面についての研究発表やディスカッションを行っています。ここに来れば、月の未来が分かる!?

イベントの様子!

シンポジウムは岡山県倉敷市で始まり、途中で鳥取県鳥取市へ移動して行われました。鳥取では、"星鳥県"で月の未来を語る特別な一日となるアウトリーチイベントを実施しました。

鳥取大学乾燥地研究センターでのシンポジウム

宇宙関係の研究者や宇宙関係の仕事をしている人はここで集まって、交流セッションを行いました。

乾燥地研究 センター

専門者以外にも、一般申し込みの方々15人ぐらい集まりました!

会場の様子

ルナテラスのローバー操縦デモ

お昼には2023年7月7日に完成した鳥取砂丘月面実証フィールド「ルナテラス」にて火星ローバーの世界大会を目指す学生チームによるローバー操縦デモを実施しました。5カ国の学生による国際チームKARURA(リンク)と、東北大学・慶應義塾大学を主な拠点として活動しているARES(リンク)が開発しているローバーの操縦デモを実施してくれました。

英語でプレゼンテーションを行う様子(左:KARURA、右:ARES)
KARURAのローバーデモ
ARESのローバーデモ

ローバー操縦デモを見学しながら、鳥取の食材を利用したお弁当を召し上がっていただきました。お弁当は鳥取市のからあげ屋さん「こてつ家」の特別メニュー✨会場はとても和やかな雰囲気で幕を閉じました。

からあげ こてつ家さんのお弁当
大山鳥の唐揚げに、黄色いソースはカレー風味のムーンソース🌜
鳥取環境大学のインターン生の下江くんと本田くんから
お弁当をお渡ししました。

鳥取ツアー

午後の部が終了してからは、鳥取の観光名所を巡るツアーを実施しました!

鳥取砂丘
鳥取といえばまずは鳥取砂丘。南北2.4 km、東西16 kmに広がる日本最大級の海岸砂丘です🐪
想像以上の広さに始めた砂丘を訪れた方は驚いておりました👀

広大な砂丘を背景に📷

砂の美術館
砂の美術館は、世界初の砂像を専門に展示する美術館です。毎年テーマを替えて砂像の展示をおこなっています。この時期は「エジプト編」の展示を行っていました。

砂の美術館 ~エジプト編~

この時期には期間限定で、プロジェクションマッピングが行われていました。精細な砂像に美しい光の演出が加わり、まるで命が吹き込まれたかのような演出でした✨

プロジェクションマッピング

研究者との交流会トークイベント

美味しい晩ごはんを食べながら、宇宙専門者のパネルディスカッションを見ました。

またその後、麒麟獅子のパフォーマンスも見ました。

麒麟獅子

夜の鳥取砂丘で「月面極地探査実験A」を体験

夜にはamulapoが開発した「月面極地探査実験A」を体験いただきました。
「月面極地探査実験A」は最新のARグラスやVRゴーグルを用いて、夜の鳥取砂丘でまるで月面の宇宙飛行士であるかのような体験ができる鳥取砂丘でしかできないまったく新しいエンターテインメントです。
21人のイベント参加者に最後まで残っていただき、鳥取砂丘での月面体験を楽しんでいただきました🧑‍🚀

おわりに


月開発に関する国際会議「7th Global Moon Village Workshop & Symposiumが鳥取で無事に?終了しました。
amulapo社として鳥取会場での運営に協力をさせていただき、とても貴重な経験をさせていただきました。
当初の予定よりも、盛沢山な内容となり通常だと2日間で実施するような内容を1日に凝縮させた濃密なプログラムとなりました。しかし、学会関係者の皆様をはじめ、社員やインターン生、アルバイト学生、パワフルな先生方、加えて多くの地元の事業者様、関係者様に支えられ、1つ1つがとても素敵なイベントとなり、大盛況で幕を下ろすことができました。
学術界の先生方をはじめとしたご活躍により、また一歩大きく鳥取が月に近づいた気がしています。
改めて、ご協力をいただきました皆様に感謝とお礼をお伝えさせていただければ幸いです。
今回、多くの参加者の皆様からホスピタリティ溢れる運営に感動したとのご連絡をいただき、嬉しかったです。まさに、このホスピタリティの精神は、私が鳥取に来るきっかけとなった当時、鳥取城北高校の大山力也先生( 大山 力也)から私自身が受けた経験でもあり、それがきっかけで鳥取のお役に立ちたいな、鳥取と関わっていきたいなと感じ、現在の鳥取での宇宙産業創出の動きにつながっています。
ぜひ、ご参加いただきました皆様も次のステップとして、鳥取での宇宙開発にご参画をいただき、一緒に月面開発拠点の造成を目指していけますと嬉しいです。

鳥取砂丘から見える美しい星空
(スマートフォンで撮影)


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