私は好きな植物は買うだけでは飽き足らず、自分でも育ててみたくなる。

ただでさえ好きなのに、育ててみたらその成長のすべての美しさを味わうことができるなんて、これぞまさに「贅沢」。

切り花は、まあ言うなれば若くて一番美しいときだけを見ているようなもの。

でも、好きなら一番いいところだけじゃなくていい。

幼少から老齢までそれぞれの魅力があって、一番美しいところだけを切り取りで見るだけじゃなく、発芽、幼少、そして老齢、さらに、四季の姿まで全部がやっぱり美しくて、感動する。

でも、我が家の東京のちいさなちいさな庭では、とても全部は育てられなくて。

欲張りたい気持ちをおさえながら、でもやっぱり所狭しとすきな草木花が植わっている。

広すぎたら、きっと管理しきれないし、これでいい。なんて思っているけど、

すきな植物が増えるたび、あああこれどこかに植えるスペースないかな？！とすでに満杯の庭をガサゴソとさがす。

やっぱり今年も色々買っちゃって、もう、地植えは無理だから鉢植えでもいいや！なんて言ってるけど、やっぱりどうにか地面に植えられないか、あれやこれや考えてしまう今日この頃です。

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