憧れの景色。
3月の雪国でソフトクリームを食べる。
窓の外に雪が積もっていようと、Brynjaに集うアークレイリっ子には関係ない。ここにはただ、ソフトクリームを愛する者だけが集まる。
そういえば、わたしはこの「アイスランド」という国で「憧れの景色」をたくさん見つけたんだっけ。これまで、なにかに強く憧れることはあまりなかったけれど、そこにある暮らしがとても魅力的だった。
・毛糸の帽子をかぶって雪を眺めながら、ソフトクリームを食べること。(カップのサイズがとてつもなく大きくて、トッピングもばっちり!)
・夜遅くまで開いている本屋さんで、ゆっくりおしゃべりしながらコーヒーを飲めること。
・部屋の窓からオーロラを眺めて暮らせること。
・たとえ首都でも、夜はちゃんと静かに眠ること。
・旅人たちも景色の一部になっていること。
・朝のカフェで、iPadを使いながら黙々とすてきな絵を描くイラストレーターさんがいたこと。
・名前のない景色や地球そのもののうつくしさに触れたこと。
なんとなく、ここで「いいなぁ」と思ったことを、こっちに戻ってからもやってみる。
元気が出ないときにソフトクリームを食べてみたり、オフィスに出社しない会社で働いたり。訪れてくれたともだちに、住民目線のかめおかLIFEを紹介してみたり。
窓の外では鈴虫が鳴いている。
部屋の窓からオーロラは見れないけれど、このまちもいいよね。
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